青い傘



by
すずらん






ゆきは、中学3年生

ゆきには、大好きな人がいた。名前は、ゆうと

ゆきは好きだと言えなかった。

ゆきは勇気を持たないと無理だとわかっていた。

でも、ゆきには無理だった。

それから、どんどん時が過ぎていった。

卒業式の日が来た。

ゆきは好きだと告白しようと勇気を出した。

卒業式が終わったあと、ゆきは屋上にゆうとを呼んだ。。。。。

ゆきは思いきって、好きだといった!

ゆうとは胸がドキッとした。

ゆきも胸がドキッとした。

ゆうとは、「実も僕もゆきのことが好きだったんだ」といった。

ゆきとゆうとは一緒にかえった。

もう、高校生でした。

ゆうとは、ゆきと一緒に買い物をすることにしました。

日曜日は、ゆきとゆうとの買い物の日。

ゆきは、わくわくしていました。

日曜日、今日は、晴れていた。

ゆきは、ゆうとのことをまっていた。

でも、ゆうとはいつになってもきません。

だんだん曇ってきました。

雨がパラパラっとふってきました。

ゆきはいそいで、屋根のあるとこにいきました。

そこに、ゆうとがきました。

ゆうとは、「ごめん」といってゆきと手をつないで、買い物に行きました。

ゆきはホッとしていました。

ゆきとゆうとは、おそろいのマグカップを買いました。

買い物が終わると、さっきより雨がはげしくなっていました。

ゆうとは、ゆきに青い傘を渡しました。

ゆきは「いいよ」といっていました。

ゆうとは、傘をおいて、いってしまいました。

ゆきは、青い傘をさしました。

ゆきは、家に帰ると青い傘を玄関に置きました。

つぎの日ゆうとは、休みでした。

ゆきは心配でした。

学校が終わると、ゆきはゆうとのお見舞いにいきました。

ゆうとは、風邪で寝ていました。

ゆきは、ゆうととおそろいのマグカップにあたたかい紅茶を入れました。

ゆきは、「飲んでねw」

といっていってしまいました。

ゆきは、青い傘をさして帰りました。

ゆきとゆうとは、赤い糸で結ばれていたのでした。

青い傘ありがとうとゆきはいいました。