2人の歯車



by
美菜





「あわわわぁぁ!ヤバイ!遅れる!」私は高校2年の佐々木愛海。ピアノが大の得意。
「おっ!また遅刻か?愛海〜!」こいつは同じクラスの中村大貴。
「大貴こそ遅れてるじゃな〜いっ!」「悪いけど俺は先に行くぜ!じゃな!」「負けるもんかぁ〜!」

実は私は大貴の事が好き。

「愛海と大貴は本当にいつも二人そろって遅刻するよね〜」
「お似合いカップルじゃない!似たもの同士☆」

「「なんでこいつなんかと!?」」
「ほらぁ〜!息ぴったりぃ!」

「愛海!今日は同点だったけど明日は負けないぜ」
「そっちこそ!明日は覚悟してな!」

「ま〜なみっ!」「あっ、奈美〜」「どぉ〜だね!大貴君とは」
「もーー!奈美まで!?」「愛海〜。あんた実は大貴の事好きなんじゃないの〜」「うっ・・何で・・」


「大貴!」「おう!遼平!」「本当にお前と佐々木仲良いよな〜お似合いだぜ?」
「遼平〜!!てめぇ・・」「大貴!お前、実は愛海の事好きなんじゃないのか?」「うっ・・」

「愛海〜!」「大貴〜!」「「なっなに・・?」」

    「「そういう時は告っちゃいな☆」」

 翌日・・・。

「告っちゃいなっていってもなぁ・・大貴は・・」

「あっ、愛海・・」「だっ大貴・・」気まずい雰囲気・・。

「今日は早いじゃない。」「そっちこそ!」

「愛海〜!」「あっ!奈美〜!じゃね!」嫌〜!奈美のバカぁ!

「愛海!俺・・お前の事好きなんだ!」「えっ・・?」

「お前といつも朝、競争してるとおもしろくて・・。」嘘〜!!

「大貴・・私も・・私も好きだよぉ〜〜!!」両想いだ〜〜!!

「やっと、くっつきやがったか〜!」

「遼平!」

「はらAしたわ〜!ね!遼平」

「奈美!?」

「あぁ!俺ら付き合ってんだ(^^)v」

「LOVEAなのぉ!」

「悪いけど!」

「私達のほうがラブラブだからぁ〜!」

    END