恋してるから・・・



by
ゆみ





〜第1話 これは恋・・・?〜
ある日、さきという女の子がいました。
その子はとーっても大嫌いな人がいました。
その子の名前は健。
暴れん坊でいつも皆を困らせていました。
そんなある日・・・
『プルルルルル』
電話が鳴りました。
さきがその電話に出てみると・・・
『もしもし?さき?俺だけど・・・
今日東町公園に来てくれないか?
じゃぁ・・・』
さきが何も言わないうちにその電話は切れてしまった。
あの声・・・もしかして健!?
さきは東町公園に行くかどうか考えた。
あんな暴れん坊なんだから何かしかけを・・・
そう思って行かない事にした。
するとまた、電話がかかってきた。
『もしもし、さき?るみだけど。
今日東町公園で遊ばない?』
『あ、うん。いいよ・・・』
『じゃぁねぇ!バイバイ。』
それは友達のルミからの電話だった。
どうしよう・・・東町公園に行ったら健がいるしな・・・
でも何だか健の事を思い出すと胸がドキドキした。
これは恋・・・?
〜第2話 公園で〜
仕方なく私は東町公園に行くことにした。
そこでは、るみが待っていた。
『さき、遅いよ〜!』
そこへ、声がしました。
『さき。こっちへ来てくれ。』
『誰の声かしら・・・気のせい?』
すると、向こう側の木から、健が出てきた。
『け、健!本当に来てたの!?』
『さき?どうしたの?』
『俺は約束したからちゃんと来ただけさ。』
『や、約束〜!?私が何も言わないうちに切っちゃったじゃないの!』
私は、さけんだ。
でも健の近くに居ると胸があつくなる。
胸がドキドキする。
私は恋だとそう信じ、健の近くに行った。
『オレ、話がある。ルミは別に聞いててもいいが、
つまらない話しかしないぞ。』
『あのさ、さき。この手紙・・・受け取ってくれ。』
『ありがとう・・・』
嬉しくないのについ言ってしまった。
帰ってからその手紙を見ると、
『オレ、さきの事が好き。明日までに返事くれ!』
私は何て返そうか考えた。
そして決めた。
『私も好きだよ。』
それだけの言葉を書くことにした。
そして、次の日わたした。
今ではその2人、カップルになってます。

終わり

本当に合った話じゃないよー!
恋してるから・・・第2段
私、さき。
今は夫の健と2人暮らしです。
ある日、さきのお腹に赤ちゃんが出来ました。
『ん〜。赤ちゃんの名前何にしようかな?』
すると、健がこう言った。
『つぐみってゆう名前がいいんじゃないのかな?』
つぐみ・・・可愛い名前。
そして、さきの赤ちゃんが生まれました。
『わぁ、可愛い!やっぱりつぐみっていう
名前がこの子に合うね。』
さきの高校時代の友達が言った。
さきが言った。
『あれ、あかね来てたんだぁ!
あかねもつぐみって名前がいいと思う?』
『そりゃぁこの子につぐみって名前が合ってるよ。
この子つぐみって名前にすれば?』
『うん!あかね、ありがとう。』
そして、どんどん時が立って行き、
つぐみは6年生の女の子に成長しました。
さきが言いました。
『つぐみも今年で卒業か・・・
お母さん、心配だな・・・』
『大丈夫、さきお母さん。
さきお母さんには健お父さんがついてるよ!
それにさきお母さんの友達の
あかね姉ちゃんだっているじゃん!』
『でも・・・ゆかだっているし・・・』
ゆかとは、さきの2人目の女の子です。
ゆかは、今小学4年生です。
『ゆかの面倒は、健お父さんが見てくれるよ!
『そうだったら良いんだけど・・・
健お父さん仕事で色々忙しいから・・・』
すると、ゆかが来てこう言いました。
『さきお母さん・・・私、もう1人で色んな事出来るよ。
だから、さきお母さん心配しないでね!』
さきは、急に涙を流し始めました。
『さきお母さん・・・泣いてるの・・・?』
『つぐみとゆか、気にしないで大丈夫。
これからお母さんお買い物行ってくるから
お留守番宜しくね。』

〜つづく〜
恋してるから・・・第3段
ある日、さきと言う人がいました。
その人は夫の健、長女のつぐみ、次女のゆかとの
4人暮らしでした。
そんなある日・・・
つぐみがいいました。
『はい、さきお母さん。
お留守番しとくからね!』
さきは、家族に秘密にしてた事がありました。
それは、双子の赤ちゃんがさきのお腹にいる事。
そう、さきはこれから病院に行こうとしてたのです。
医者がいいました。
『う〜ん、後4ヶ月くらいですかね・・・?
双子の赤ちゃんはどっちも女の子です。
また色んな事が分かったらお伝えしますので。』
そして、その夜・・・
健、つぐみ、ゆかを集めてさきは話をしました。
『私ね・・・妊娠してるの。
双子の女の子の赤ちゃんなの。
皆には話してなかったけど、分かってくれる・・・?』
すると健がいいました。
『さき!お前双子生むのか?
良かった。家族増えるじゃないか!』
つぐみがいいました。
『さきお母さん、双子生むの?』
ゆかがいいました。
『私の妹が出来るんだ、やったぁ!』
つぐみは今小学6年生、ゆかは4年生です。
そして、月日が立ち、双子の子供は幼稚園の年中になりました。
つぐみは17才、ゆかは15歳になりました。
双子の名前は1人目が心愛【ここあ】、
2人目が未来【みらい】。
つぐみとゆかは心愛と未来を可愛がっていました。
さきが、『健、心愛、未来、愛実(つぐみ)、由夏(ゆか)、
ご飯出来たわよ〜!』
皆はいそいでリビングへ行きました。
すると、何だかさきの様子が変です。
由夏がいいました。
『さきお母さん、どうしたの・・・?』

〜つづく〜
恋してるから・・・第4段
すると、急いで愛実が健に言いに行きました。
『健お父さん!
さきお母さんの様子が変なの。
早く来て〜!』
健は、ビックリしながらさきの所へかけつけると、
さきが涙をいっぱいこぼしていました。
『さき・・・お前、どうしたんだよ!』
すると、さきがいいました。
『私・・・また子供産むことになったの。
もう、苦しいのに・・・』
またさきの目から涙がポトッと落ちました。
『そうか、さき・・・
お前、子供産むのがつらいんだな・・・
さきの気持ちは良く分かる。
でも、さきのおなかの中にいる赤ちゃんは
さきに産んで欲しい!
生まれたい!って思ってるんだよ。』
『私だって・・・その事考えてたけど・・・
もう、つらいの。苦しいの。』
すると、そこへ未来と心愛がやってきました。
未来がいいました。
『さきお母さん。
私達だって妹欲しいから、
頑張って赤ちゃん産んでね。』
心愛がいいました。
『さきお母さん・・・
私だって妹欲しいよ!
苦しいかもしれないけど、頑張って産んで!』
愛実がいいました。
『私だって・・・
大人になる前に妹がこんなにいて嬉しい・・・
だから、もっと産んでくれたら私、幸せだから・・・
お願い、さきお母さん!
赤ちゃん産んで。頑張って産んで!』
由夏がいいました。
『私だって、姉妹がいっぱいいたら
すっごい嬉しいの。
だから、さきお母さん産んで!
お願い!産んで!』
そして、真里菜という名前の子が生まれました。
『へぇ、この子真里菜って名前にしたんだぁ。』
皆、感激して、笑い顔を見せました。

〜つづく〜
恋してるから・・・第5段
そして、月日が立ち、由夏と愛美は大人になった。
愛美は結婚して、幸せな毎日を送っている。
由夏はマンションで1人暮らしをしている。
家の中はさき、健、心愛、未来、真理菜だけになった。
心愛と未来は6年生になった。
さきが言った。
『なかなか男の子が生まれないなぁ・・・
男の子産みたいな・・・』
さすがのさきも5人も産んだら
もう産みきれないかもしれません。
お母さんは病院に言ってみた。
医者が言った。
『今度、男の子が産まれますねぇ。
あなたは今まで何人産んだんですか?』
『5人です・・・』
医者は言った。
『まぁ、男の子は安全ですね。』

コメント
ちょっと5段は短かったね;
今度は姉妹が6人になってしまいますよぉ;

〜つづく〜
恋してるから・・・第6段
そして、1月1日・・・
元気な男の子が産まれた。
さきが言った。
『よしっ、この子悠って名前にしよう!!』
久しぶりに愛美と由夏が帰ってきた。
『わぁ、また私達に弟出来たのぉ??
悠かぁ・・・可愛い!!』
合計6人兄弟。
悠はスクスク育ち、いつしかクラスで一番の
優等生になっていた。
そんなある日・・・
真理菜が泣きながら帰ってきた。
さきが言った。
『どうしたの??真理菜。』
『・・・いじめられたの』
その夜、さきは家族全員をリビングに集めた。
『真理菜のイジメについて、1人1人に意見を言ってもらう。
皆、準備はいいですか??』
まず、愛美の意見。

愛 さきお母さんが学校にクレーム言った方がいい!!

母 そぉゅぅのは健じゃなきゃ

由 じゃぁ健お父さんが言う!!

母 それ今言ったじゃない この私が

心 じゃぁ真理菜が自分から勇気だして言ってみれば?

母 真理菜に聞きなさい

未 真理菜の友達に言ってもらう

母 迷惑かけるわよ

悠 僕知〜らな〜い

母 ヒドいわよっ悠

突然、真理菜が立ちだした・・・
『私・・・自分から言ってみる!!』
『えっ!!!!????』

〜つづく〜
恋してるから・・・第7段
次の日。
『行ってきまぁぁす!!』
真理菜の元気な声を聞いて、さきは思った。
(本当に自分から言ってくれるかな・・・)

心『大丈夫、私達が見とくからっ』

未『私も協力するよっ』

母『しっかりよろしくね・・・』

*****学校*****

心愛&未来『ほら真理菜、行くのよっっ!!』


つづく

少なかったぁ
恋してるから・・・第8段
真理菜『ふざけんじゃねーよ男子達!

あたしをいじめたらタダじゃおっかねぇぞ!?』

未来&心愛『良くやったじゃん』

次の瞬間、スゴイ速さで何かが見えた。

真理菜のクラスメイトの不良の『長谷川 友也』だった。

友也は真理菜に

『てめぇの方がふざけんじゃねーよ!』

と言って、真理菜を1回ふんずけて去っていった。

真理菜『い、いったぁ・・・』

未来『真理菜、大丈夫!?』

心愛『あたし達、連れてってあげる!』

真理菜『ううん、自分で行けるから

お姉ちゃんたちは教室に帰って。』

未来&心愛が家に帰ってきた。

未来『ねぇ、真理菜帰って来た??』

さき『帰ってきたけど服が汚れてて・・・

何があったか分からないのよ。』

心愛『あ、あたし達が全部話すから!!』

続く