切なくて最後 



by
かおり






小説 1話 弓には魂
「ん〜〜〜」
気持ちいい朝。
「何も変わってない・・よかった・・」
 西野 由香(nisino yuka)
由香:おはよっ〜

「由香〜!昨日大丈夫だった?」
 斎藤 美沙(saitou misa)
由香:う・・・うん・・


 <昨日の事>
「うわああ!でだぞぉ!化け物!」

「たすけてぇぇ」

隣の町では何かが起こっていた

由香はきになりいったみた

由香:!!
 牙を生やしていた・・

そうそう、由香の町は魔法の町なのだ。
この、今変なことがおきてる所は
弓使いの町・・・

由香:・・・ッ・・

牙が由香の腕を・・・

由香:・・・・ゥッ・・

痛かったのだろうか由香は腕を抑えていた

「大丈夫?」
弓町(弓使いの町の略)の住民達がいった。

由香:何がおこっているの?
「実は・・弓町の近くに戦村があるだろう?そこの大王が怒ったのさ」
由香:なんで?
「弓町が戦村を壊そうとしたから・・」
由香:どうして?

「魔町の人にぁ関係ないさ。危ないからさっさと帰れ」

由香:・・・ッ・・!
痛みが広がっていく。腕をみると何かの印があった

由香:これは・・?
「あの化け物に気に入られた証拠さ。あんたこれからは
それに苦しめられる」

由香:・・・化け物・・・

続く
小説 2話 もう少し
由香:牙・・化け物・・・

「まぁ帰りなよ これいじょう苦しみたくなかったら・・」

由香:そうね

腕にはアザ。広がっていく・・やがては首近くへ

由香:・・・ウッ!・・
ガタッ
由香:学校・・

ガラガラガラ
昨日の牙を生やした化け物が・・

化け物:あ・・あの女はど・・・どこ・・だ・・・
美沙:あの女って由香のこと?由香は強いんだから!あんたみたいな
化け物に負けないのよ!

化け物:だまれ
シュゥゥゥゥウ

由香:美沙ッ!!!

化け物の手からなにかがでてきて美沙をしばった
美沙:由香ぁぁ!

由香:美沙ぁぁ!

モウスコシ・・・モウスコシデミサヲタスケラレル・・

美沙は・・・・
一人ぼっちだったあたし(由香)に
声をかけてくれたんだ・・・

美沙は私を助けてくれた。だから今度は
私が美沙を助けるんだ・・・

キュッ
お願いです。神様・・
今だけは・・幸せでいさせてください・・

続く
小説 3話 友情
由香:ギュッ・・

目には涙がたまっていた


由香(お願いです・・今の幸せを奪わないでください・・)


我慢できなかったんだろう。涙がぽろぽろと・・・

美沙:スゥッ・・(寝ている)

ヤッパリソウナンダネ・・・

グッ


「グッァァァァァァ」
化け物が消えていく

私は美沙を抱きかかえ、せいいっぱい泣いた。

美沙:パチッ

由香:美沙!おきたの!?

美沙:・・の・・せ・・でしょ・・
由香:え?

美沙:こうなったのも・・由香のせいじゃん・・!
由香:えっ・・?

美沙:ダンッ!

「もういいよ」

ドクン・・・
聞きたくなかった言葉なのに
思い出してしまったんだ・・あの頃の自分を・・

由香:よくないよッ・・・

ズキン・・ズキン・・
腕のキズが痛んでくる

由香:美沙ぁぁ・・・

ワタシハヤッパリヒトリガイイノカナ?

ズキンッ・・・・

続く