あと少しで手が届く



by
KAORI






一話 ドッジボール
「・・・」
中島 咲(本名ではありません)

G:あと少しだねぇー

私たちはドッジボール大会にそなえて練習をつづけていた。
去年はまけてしまった。3位だった。
泣く人もたくさんいた・・
たくさん練習して、がんばった。
本当に勝てるかな・・?

6月1日(木)ドッジボール大会 1組VS2組
前半VS前半

私は2組。

勝てたらいいのに・・
去年より強くなったんだから・・
皆そういって、ドキドキしていた。

咲:かてるかな・・?
だけど相手が強すぎる。
結局私もあたってしまった。
前半は負けてしまったんだ。

後半VS後半

咲:がんばれ〜!
K:がんばって〜!まけるなぁ〜!
さっそく一人目があたった。
弱いくせにボールとるなよ・・
そう私は思った。
成績バツグンの人があたるなんて
運動神経×かぁ?いつもえらそうにしやがって。

この世で一番強いのはお前だけじゃないんだよ?
こう思っているうちに後半は負けた・・

足りないんだ・・力が・・

ドッジボールにつづく

<作者から>
これは6月1日の本当の話です。
つづきは、6月2日の
3組VS2組です。