魔法の杖とスリップ



by
葉月!★






〜どこから来た?〜
私の名前は『坂本 めい』

高校二年生。皆には『いっちゃん』と呼ばれている

ある日の事だった。いつもみたいに普通に帰ってた時、上から何かがふってきた

『なに・・!?』

その『何か』は、めいに近づいてくる。

『わーっ!!!!』

しゃべった。人間?しゃべったから人間だよね。

コツンッ めいの頭の上に変な杖が落ちた

なんでだろう。知ってる気がする。この杖。

「ごめんね!それ僕の!」と、かわいい男の子がやってきた。

「間違えて魔法界からスリップしちゃった!」

スリップ?なんだろう・・・?

「魔法界って・・・」めいはビックリしている

「僕は『けー』ここの世界で言うと、『啓(けい)』だね」

「あ、あたしは『めい』高2だよ」

「僕は、×●▲だよ。ここの世界でいうと、高1」

「へぇ・・・」

「で、魔法界に戻れるスリップはどこ?」

スリップって何・・・。タイムスリップの事?

「あ!そっか!しらないんだよね!スリップの事!」

「うん」ドキドキしながら答える、めい

「スリップっていうのは、この人間界と魔法界をつなげる扉だよ」

スリップ・・どこにあるか知ってたら魔法界に行ってるよ・・・

「そのスリップはどこにあるの?」

「しらない」キッパリと言う、めい。

「えぇ!!!!!!!!!!」

「どうしよー。今日泊まる所ないよぉ〜」

泊まる所がないって・・え・・?

「あたしの家くる?」

わーっ思わずいっちゃったよ!

「えと・・一人暮らしで広いし・・・深い意味は・・・」

「わー、ありがとー♪さっそくお邪魔しまーす」

え・・・あれっ?いつのまにか家の前・・・

まって?これって・・男の子と同居って事だよね・・

めいは顔を赤くし、啓を見た。

本当にあるのかな、魔法界って。

♪つづく♪

<作者から>
どうしても書きたかったから
書いてみたよ〜
これ、10話以上かいてみよっかなb
〜同居生活〜
「うーん」

啓が何かを考えてる。

「なっ・・・何?」

「僕、悪魔に狙われてるからこっちくるかも。」

「え」

「まぁ、そのときは・・いっちゃんも殺されるね」

平然と言う。笑いながら。

「えぇぇぇぇ!いやだよー!」

「同居してるしさ。でも、僕が魔法で守ってあげるよ!」

よかったー。殺されなくすんだ・・・

「でも学校とか問題があるね。僕・・転入するよ」

「てんにゅー!?」

「いっちゃんを守るには、同じクラスじゃないといけないね」

「でも同じクラスとは限らないし・・・」

「大丈夫。僕が魔法で同じクラスにするよ」

魔法!見たい!

「エレクトラクレス!」

「エレクトラクレス?」

「うん。エレクトは、魔法界の言葉。こっちの世界では学校」

「ラ、クラスは?」

「ラが、「と」クレスは「クラス」だよ。あわせたら、学校とクラス」

ほえー。初めてきいた。びっくり。

「えっ、じゃぁ、この宿題も魔法でぱぱっとできるの?」

「できるよ。やってみようか?」

「うん!」

「ベキンカキ!」

パァァァァ

「べ・・べきんかき?」

「ベキンは勉強。カキは書く」

ほえー。また新たな魔法をみてしまった

「すごいねっ。宿題はー・・っと・・・」

全部できてるし、しかも全問せいかい!

「この魔法、あたしにもつかえたらな〜」

いっちゃんは冗談で言った。

「使えるよ」

いっちゃんは立ち上がった

「ほんと!?」

「でも、魔法使いにならないとね。」

「どうしたらなれるの?」

「僕の試練を受けたらなれる。それと、魔法使いには三つの選択があるんだ」

「何何?」

「魔法使いになったら、氷のウィザード、火のウィザード、呪文ウィザードがあるんだ」

「ウィザードは魔法ってこと。」

「へぇっ・・・あたしはー・・・」

「ついでに僕は呪文魔法だよ。」

迷うな・・・どうしよう?

「じゃぁ・・火のウィザードでっ・・・」

「じゃあさっそく試験だね」

パチンッ

炎に包まれた家

「あつっ・・燃えちゃうよ!」

「大丈夫。これ幻覚だからw」

「まずはこの呪文をよけてね」

「ヒホウウィザード!デリマケン!(火の魔法、でてこい)」

ヒルマ「よんだかい、ご主人様」

「こいつは火の使い魔、ヒルマだよ」

「えと・・こんにちわ・・(?)」

ヒルマ「さっそく試験開始だよ!」

♪つづく♪

<作者から>
どんどんかきますw
〜火の試験〜
ヒルマ「ハァーッ」

ヒルマがでかくなっていく

「ちょっと!これじゃぁ、勝てっこないよぉ」

二人は無視をし、こっちに攻撃する

ヒルマ「ヒリギルニネ」

火の剣がでてき、こっちにせまってくる

ヒルマ「これをよけたら第二回戦にいくぞ!」

シュッ!

「よけたぁ!」

ヒルマ「一回戦合格だ」

「がんばれー」と、啓が言う

ヒルマ「二回戦、これを勝てば合格だ」

「何をするんだろう・・」

ヒルマ「この魔法の石を燃やせ」

「!!」啓が驚く。

「なんだー簡単じゃんっ!」

ライターを持っていき、火をつける

「ジュボッ、シュゥゥ」

つけたはずなのに火が消えてしまった

「あれ・・?」

ヒルマ「これは【魔法の石】だぞ。簡単には燃やせない。だが、どこかには弱点がある。弱点がヒントだ」

弱点がある?どこだ・・・あれ・・?

石にこんな文字が「強・強 弱・弱」

「わかった!」

そういって、火をつける。いっちゃんがつけたところは

「弱・弱 の真ん中の点」

ジュボッ!ジューーー

燃えた!

ヒルマ「ふむ、合格だ。これを持て。」

それは、奇麗な火の杖だった。

ヒルマ「火の魔法使いと認定する」

「やったぁ!」

「おめでとー」と、啓が言う。

はたして、魔法生活はどんな事になるかな?

♪つづく♪

<作者から>
早く10話いきたいw
〜妹クレスT〜
「火の魔法使いと認定する」

あれから一ヶ月がたった

めいはいつも、テレポーションで学校に行く。

そう、魔法使いはテレポーションが使える

「学校へテレポーション」

シュッ!

「あ・・れ・・めい・・?」

なんということだ 友達に見られてしまった

「きょーちゃん!?」

その友達の名前は、「道動 京仔」

ヤバスb

「めい、いつきたの・・?」

「えっと・・・」

ヤバスb

「キオクテイツシ!」

ぱぁぁぁ

「あ、めい〜おはよw先教室いってるね」

あれ?

「今見た記憶を忘れさせたのっ」

「だれ?」

「あたしクレス!啓兄ちゃんの妹っ」

ストレートな髪型でかわいい女の子

「まぢで!?」

「啓兄、二十歳なんだよっ」

「ええ!?高1って・・二十歳じゃないと・・」

「魔法界では、高1が二十歳なんだ」

「お姉ちゃんは高2だよね!高2=二十五歳だよっ。私はこの世界で言うと小4だよっ♪」

「ほぇー・・・」

「あのね、啓兄、どうしてる?元気?」

大人っぽい、クレス。

「元気だよぉw」

「・・啓兄どこにいるの?」

「ん?多分教室・・」

「わかった。ありがと」

シュッ

あれ?あれ?

今のクレス、屋根の上からきたよね

え・・え・・?

―――二日前―――

「啓、何みてるの?」

それは、啓の妹の写真だった

「僕の妹。」

「わー、かわいいっ、しかも背ー高!何歳?」

「*×▲●%だよ。」

「へ?」

「*×▲●%は小4で10歳って事。」

「へぇ・・で、職業は?」

「盗賊」

「ええええ!」

「高くジャンプできるんだ。屋根の上もひょいひょいだよ」

「へ・・へぇ・・」

―――――――――――

「って、事があったよね・・・。それにしてもかわいかったなぁ〜」

小4なのに背ー高いし。

中3ぐらいだと・・

シュッシュッ

ボトドン

つらら・・・?

そういえば、この作者のやってるゲーム、メイプルストーリに

職業が盗賊の人は、手裏剣、みかん、つらら 投げられるらしいけど・・・

ちょっと・・・

危険な状態?

♪つづく♪
〜妹クレスU〜
帰ってきて

夢の中で

そう聞こえた

――――――――――

「どうしたの?」

「え?」

「元気ないじゃん」

「別に・・」

「けー兄!」

「あ、クレス!久しぶり!」

「二年ぶりだねっ><」

【あれっ・・なにこれ・・・】

そう、クレスのポケットにはつららがたくさんあった

「あれ?クレス、つららが一個ないよ。補充しなよ」

「あ・・あー・・これは昨日つかっちゃって・・」

「待って、このつらら、昨日あたしに投げたから一個ないんだよね?」

「・・あー・・・昨日練習してたらとんじゃって・・」

「そう・・・」

「お姉ちゃん、ちょっときてくれない?」

呼び出され、ついていった。

クレスがとまった場所「体育館裏」だった。

「おい、こら。啓兄の前でなんてこというんだよ?あ?」

こわっ!

なんかキャラが違う・・おかしい・・・

「で、あたしになにかよう?」

ちょっと、イジでいってみる

「あっれー?こわがらないの?おかしー」

「意味不明。」

イェイbこっそり携帯のムービーで撮ってしまった!

―――――――――――――――――

「啓!」

「あ、いっちゃん」

「みてこれ」

ムービーを流した。





「え・・これ・・クレス?クレスなのか?」

「うん;」

「そうかーまただましたんだな」

「は?」

「クレスは人をこわがわせるいやがらせが好きなんだ」

「え」

まぁ、危険じゃないから

別にいっか

♪つづく♪
〜アリス様と闇雲界〜
魔法使いになって、楽しかったんだけど・・・

啓の婚約者「ミカ」が現れた

「あのっ・・啓、いますか?」

奇麗なポニーテールの仔が来た

「啓ならテレビ部屋にいますけど・・」

「あ、そうですか。私、啓の婚約者のミカです」

「啓の!?」

「はいっ」

魔法界から次々と来る魔法人

「けーいー」

「ほーい」




「あ、ミカじゃん!」

「魔法界につながるスリップみつけたよ!」

「え」

「きて!空へテレポーション!」

「空へテレポーション」めいも、言ってみた

「空へテレポーション!」啓も言った。

ついたのは、雲の上

「わーっふかふか・・・」

「なんでいるの!?人間は入れないはず・・」とミカが言った

「私、火のウィザードだもん。私だって魔法界の者じゃない」

「なっ・・・」

「あたしだって魔法を使えるのよ」

「いっちゃんは魔法界の人かわからないんだ」

「え?」

「魔法界・人間界、そして闇雲界がある。闇雲界は魔法界にある、黒い雲の上なんだ。
そこに行った人は、みんな帰れなくなる」

「じゃ・・じゃあ・・あたしは闇雲界なの?」

「わかんないね。魔法界にいる、アリス様に聞いてみないと。」

「じゃぁ、魔法界にいっていいでしょ・・?」

「うん」





ここが魔法界!?

ひろーい!そして空気がおいしい〜!

「早くアリス様の所へ・・」

「うん・・」





「アリス様」

アリス「あら、啓とミカじゃない。それと・・誰かしら?」

ヒルマ「新人魔だぞ」

アリス「あら、そうなの、お名前は?」

「めい・・です。」

アリス「メイ・・・こっちの世界では別の名前にしなければ・・」

「え・・どうして?」

アリス「ここにはモンスターがいるのよ。モンスターはパソコンで人間のデータをとっているの。
だからここに進入したと思われるの」

「ほぇー・・」

アリス「で、名前の希望は?」

「うーん・・・じゃぁ・・・雪・・!」

アリス「雪・・なんかたりないわねー・・」

「えぇ」

アリス「それにあなたは火魔だもの・・」

「ええ」

アリス「ヒ・・・ヒナ!ヒナはどう?」

「あ、いいですけど・・・」

アリス「じゃぁ、これからあなたはヒナよ」

「さっそくだけど、いっちゃ・・じゃなくて、ヒナはここと闇雲界どっちなの」 と、啓が聞いた

アリス「!」

「??」

アリス「あなたの周りから、フォルスがでているわ」

「フォルス?」

「フォルスっていうのは、魔法界の上級者から出るものなんだ」

アリス「あなたは上級者らしいわ。初めてきたのにすぐフォルスがでるなんて、初めてだわ・・」

「この魔法界では、上級者は一人しかいなかったんだ。でも今ヒナも上級者になったから二人だね」

「わ・・やったw」

アリス「ヒナ、その服じゃぁ目立つわ。啓と一緒にショップへ行きなさい」

「はいっ」

♪つづく♪
〜魔法のショップ〜
「ねぇ、啓っ」

「何?」

「ショップって何処にあるの?」

「雲の上」

「ええっいけないじゃん!」と、ヒナは驚きながらいう

「テレポーションあるじゃんかw」

「そっかb」





「わっ、ひろーい!、いろんな服がある〜!これ着てみよっかな」

【20ペケ】



「けぇぇいーー、これ着れないよぉー」

「何ペケって書いてある?」

「20ペケ・・」

「うわ!まだまだ着れないじゃん・・」

「えぇ?」

「20ペケは、20レベル。まぁ、ゲームと同じで、レベルが20にならないと着れないものもあるんだ。
今ヒナは10ペケなんだ。後10ペケで着れるね」

「じゃー・・どれにしようかなぁ」

【10ペケコーナー】

「こっちだよ、ヒナ」





10ペケにしてはかわいい!

「わーっ、かわいー、かわいー!どうしよぉ!」

【10ペケ上級者用】

「上級者用?」

「ヒナにはこれがいいんじゃない?」

それは、きれいな黄緑と青の「せいふく」だった。

かわいい、せいふくだった。

「うん!これにするよ!」

さっそく試着♪

「どう?」

「似合うよ。次は・・ステッキと靴と帽子」





【魔法のステッキ屋】

「どれがいい?」

「これにする」

それは、ハートのステッキだった。

「これ新しい物かな。まぁいいや、次は帽子ね」




【帽子屋】

「これね、魔法使いはこれじゃないとだめなんだ」

「え、うん」

「次いくよ」




【靴屋】

「わぁーこの靴かわいー」

「じゃ、この靴にしようか」




「わー!どう、どう?似合う?」

「うん!かわいいよっ!」

アリス「うん、よく似合うわ」

「さっそくだけど、あたしの家はどこ?」

アリス「そうねぇ、啓、居候させてもらったんだから次はお返ししないとね?」

「うん」

また啓と同居かぁ

「わー広い」

「部屋を分けようか」

「ヘヤバカン」

シュー・・ボンッ!

部屋が二つに!

「じゃ、僕はこっちね」

「あ、え、うん」

♪つづく♪
〜真実を明かすなら〜
「´д`;」

【隣に男・・隣に男・・隣に男・・・】

【あれ?ドア・・そうか!啓の所につながるドアか・・】

「でもさ、あれじゃん?」

【啓の声が聞こえる】

「でも〜、ヒナには言わなくてもいいじゃん?」

ミカの声も・・・

「でも聞こえてるかも」

「大丈夫、あたしが眠り薬のませたから」

「ふーん、じゃぁ、言っていいけど」

「あのねー、今日、アリス様に聞いたんだけど・・・」

―――ヒナが部屋にいって数時間後―――

みか「アリス様?」

アリス「さっき言えなかったけど・・半分よ」

みか「半分?」

アリス「そう、ヒナは闇雲と魔法・・半分なの。」

みか「え、つまりどういうこと?」

アリス「ヒナは、感情が高まると、闇に引き込まれる。
闇が半分以上になったら・・もう闇雲界にいくしかないわ」

みか「え・・・」

――――――――――――――――

「まじで・・・」啓はビックリする

「この世界、そして人間界、そして闇雲界、人間はむかつくと感情が高まるらしいの。
・・―だから、ヒナは人間だったでしょ?多分・・ムカツク事があったのよ」

【嘘・・】

ヒナは目をつぶっていた。眠り薬のせいであけられなかった

でも、声は聞こえた

「まぁ、とにかく話はそれだけ、で、どう真実を明かすか なのよ。
明日アリス様と3時メイトウチュエンで会議があるから来てね。じゃ、ね」

「あ、おう」

【メイトウチュエン?】

説明しよう!

メイトウチュエンとは、魔法界にある、入っていいといわれた人だけ

入れる会議室なのだ!その会議室は、テレポーションで入れるが、

アリス様に許可をもらわないと入れないしくみになっているのだ!

「あ―・・・」

声がでた・・

「!」啓とみかは気づいた

「何いまの」

「さ、さぁ・・寝言じゃないかな・・」

―――――次の日―――――

【会議室】

アリス「ヒナについてです」

啓「ヒナはどうなるんですか!?ヒナは何があったんですか?」

啓は質問ぜめをした。

みか「・・・」

アリス「ウェインコトーリチャよ」

説明しよう!

ウェインコトーリチャは、いじめられる、と言う事なのだ!

啓「で・・?」

アリス「・・・来てる」

啓「?」

アリス「ヒナがこっちへ来てるわ」

啓「えっ」

アリス「アイスランヅテレポーション・・(ボソッ)」

シュパッ

「あれ・・ここじゃなかったのかな・・・」

アリス「つづきを言うわよ」

啓「はい」

みか「はい」

部下達「はい」

アリス「いじめられ、それにたえられなくて闇のフォルスが・・・」

啓「え・・でも、学校では普通だった・・」

アリス「ふり ね。啓、あなたがいつも一緒だったでしょ?テインスにちくられると思ったのね。」

説明しよう!

テインスとは、先生、と言う事なのだ!

啓「そ・・」

アリス「つまり、ヒナの体は半分が闇・・」





会議が終った

【半分が闇】

そんなはず・・と、啓は思いながら部屋に戻った

ヒナがいた。

「おかえり。会議はどうだったの?」

なんということだ・・

ヒナの左手、闇の印がついている・・

「ヒナ、その印、何・・?」

「知らないー、洗ってもおちないんだよー」

【アリス様にご報告を・・】

「ちょっとでかけてくる・・・」

♪つづく♪
〜予告〜
どうして

私だけ


いつも「いない」の?


闇雲なんて


いきたくないよ


もう


目があわせられないよ


この黒い印


私はどうすればいいの?
〜師匠〜
「アリス様っ」

アリス「どうしたの?啓」

啓「ヒナに・・・印が・・」

アリス「そろそろ来たようね」

啓「?」

アリス「印をつけたのは、時の魔術師エルモよ」

啓「え、あの、光も闇も使いこなせる?」

アリス「エルモ、そろそろコッチ来る、って言う印につけたんだと思うわ。Eの字があったでしょ?」

啓「いえ・・かいてあったのは「ち」です」

アリス「!!!???」

「それは時、じゃなく、闇の魔術師だ」

アリス「エルモっ!」

エルモ「今ここは危険です。アリス様、一刻も早くお逃げください」

「いえ・・いいわ・・あたしだけ逃げるなんて・・」

啓「・・・直す方法は?」

「魔法使いの町、と言われている、エリニアに行け」

「エリニア?」

「一番上の、木の上の家には、師匠がいる。師匠に直してもらうんだ」

「はい・・」





「ヒナ」

「何?」

「エリニア、いこ」

「え?あ、うん?」

「テレポーションね」

「うん」


二人一緒にいった「エリニアへテレポーション」

シュパッ

「広・・」

「わー見てみて!ダイヤのスタッフ!服・靴・薬もあるよっ!!!」

「それはいいからこっちきて」

タタタッ

師匠の家の玄関へきた。

コンコン

「お入りなさい」

はたして、師匠はどういう人なのだろうか!?

♪つづく♪
〜嘘か本当か〜
「師匠、こんにちわ」

「おやおや、啓でわないか、18年ぶりだのう・・その隣は・・」

「ヒナです。」

「師匠、ヒナの闇印を消してください!」

「300エルクじゃ・・」

説明しよう!

300エルクは、3000円のことなのだ!

「300エルクならあります!御願いします!」

「フォ、フォ、フォ、いいだろう、それっ」

シュパァァァ





「消えた・・」

「そうかい、じゃぁ、アリスによろしくな、フォフォフォ」




「アリス様ぁ!成功です!」

「成功しても呪いは消えないわ」

「そうですか・・」

「でも、印が消えたから苦しみから解放されるわ」

「よかった・・」

「啓・・何故そんなに必死なの?」

「えっ」

「好きなのね」

「ちゃいます、ちゃいます!心配なだけです!」

「そう」

はたして、本当なのか?

ヒナ「おはようございまーす」

アリス「あら、おはよう」

啓「お・・おはっ・・おはよ・・」

あれ、啓のしゃべり方が・・・

「トイレどこですかー」

「階段を下りて右よ」

「さいですか〜ちょっといってきまーす」





「すきなんでしょ?」

「な、わ、けな・・いですよ!」

「少しは自分の気持ちに素直になってみたら?きっといい事があるわよ」

「な・・」





ヒナ「ほぇ?」

アリス「ヒナは、啓の事好き?」

ヒナ「いぇ、別に・・友達としては好きですよ」

「そう」





ヒナは恋したことないから

何にもわかんないんだ

♪つづく♪
〜魔法学校&ぱるる〜

「えぇ!?魔法学校!?」

突然でびっくり

アリス「これから魔法を学んでもらうわ、そのためにこの荷物を準備したのよ」

「ぅぇぇ・・」





先生「転入生を紹介するでー、はいってこーい」

「は、始めまして。ヒナですっ」

こんな声が聞こえた

『かわいくねー?』『友達になりたぁい』

先生「席は・・啓の隣だ」

「ほぇ!?啓と同じクラスだったんだ!」

クラスの男子達『おい啓〜!あんなカワイイ子一人じめか?紹介しろ!』

クラスの女子達『いいなぁ〜啓君の隣・・でもかわいいから許しちゃうよねぇ』

「別に。ただ、同居してるだけで何にも」と啓が言う

クラスのみんな「同居!?」

「は?え?あ?」





ちょこん・・と、啓の隣に座った。

「同じクラスだったんだね;よ・・よろしくねっ」

「ん」

あれ・・つめたい

――昨日の事――

「友達としては好きですよ」

アリス「そう」

そう、壁に隠れていた啓‥聞いてしまったらしい・・

―――――――――――――

「あのさぁ」と、啓がヒナに話し掛け、少し顔を赤くする

『けーいっ』

邪魔が入った・・・

はる「やっほぅbあれ?この仔は?」

「ヒナですっ」

はる「あ。始めまして、ハルです。好きによんでね」

「じゃぁー・・ぱるる?」

はる「ぇ」

「パルちゃんは?それともハッちゃん?それともー・・」

パルルの法がまし・・・

はる「ぱるるでいいわ・・・・」

「うんっ、よろしくっ」といいながらにっこりと笑う

啓は「ドキッ」とした。

ハル「あれ?けーちゃん顔赤いで?」

「別にあかくねぇよ。で、ハル何の用」

「そーそー!知ってる?闇雲界の話」

「しらね」

「あのね、140cmぐらいの背の仔がね、闇へご招待されたらしくて、
昔は目が青かったのに黒くなって闇に吸い込まれたんだって。
闇にご招待されたら、右手に黒い印ができるらしいの」

「印!?」

えっ?と思いヒナの右手を見た。

「黒い・・印・・」




『あー!黒い仔!くーろーこ!くーろーこ!』

いじめの日々。思い出してる。

確かに昔は黒かった・・けど今は明るいもん!

だから平気だよね・・?

♪つづく♪
〜最終話〜
「啓、あのさぁ」

「何?」

「この前いった【あのさぁ】って何?」

「え・・あぁ・・・」

啓は告白しようとしていたのだ。

「わ・・忘れた^^;(嘘」

「そーw後ね、あたし」

「?」

「人間界に帰りたいの」

「え」

「やっぱりあたしは人間界が合うと思うの」

「え・・ちょ・・・」

「それにね・・」

「?」

「ううん。なんでもない。」

ヒナが人間界にかえってしまう

ヒナが行った後、啓は壁を叩いた

「くそっ・・」

「アリス様。ヒナが人間界に帰るそうです。」

アリス「そう。運命が導いたのね」

「・・そうですね」

アリス「明日、ヒナのお別れパーティをやりましょう」

「え・・」

アリス「啓、ちゃんと言うのよ」

「・・・・」





「ヒナ、明日お前のお別れパーティやるらしい」

「ほんと!?ごちそうあるかなぁー?」

「・・だな」

【次の日】

「ヒナ〜!ケーキたべよっ!」

ヒナの友達がきた

「うん」

そして夜がきた

「そろそろお別れねっ・・・」

「うん・・・」

ヒナはベランダに行った。空気を吸いに。

・・・啓がいた

「あれ?啓?」

「あ、おう。」

「そろそろお別れダネ」

「おう」

「あのさ」

「?」

「好きだ」

ガラッ

「ヒナーそろそろ行く時間よ」

「え・・あ・・うん・・」

「空にテレポーション」

「ばいばい!ヒナ」

みんなが泣きながら言った。

啓は泣いてなかった。

「啓、あたしも、好きだよ!」

「えっ」

ヒナはいい逃げした。

そしてルートをくぐった

―――遠恋―――

終わり

<作者から>
完敗!
こんなにつづけられたのはじめてだぁ

幸せっぽいw
第2段でます!

次は、また!?魔法の杖とスリップだよぉー
小説のとこにアップするなら
同じところにアップしてねw
また!魔法の杖とスリップ 〜またもやスリップ!?〜
主人公が変わりまーすw

――――――――――――

私の名前は、涼宮 香奈(すずみや かな)

中学3年生。中身は不良のリーダー

「ちょっと、顔かしてくんねぇ?」

人をいじめるのが楽しいっぽい。

小さい頃から男言葉を使っていたらしい。

でも、「一人」だけ友達がいた。

「香奈?どうしたの?」

斉藤 李沙(さいとう りさ)

「なんでもねぇよ。いこーぜ。」

「うん。」

李沙と香奈はテクテクと歩いていた

そして杖、帽子が落ちてきた。

「ちょっと!返して!」

一人の女の子が香奈がもっていた杖をとった。

「はぁ?おめー誰だよ。」

「あたしはカナよ!」

「はぁ?」

同じ名前だった。

「お前、俺の名前パクッたダロ?」

「なわけないじゃん。てゆーかオメーも香奈かよ」

何もかもが一緒だった

髪の色も、形も。

李沙「香奈。いこ?」

「あ、おう」

♪つづく♪