僕 と 君 の 思 い 出



by
はぐ★+.゜





〜 冬 の 出 会 い〜
今は冬。俺はいつもどおりに高校にいっていた。

バシャッ

上から水が。

そして俺たちは出会った。

「わー、ごめんなさい ごめんなさい!今タオルもっていきますっ」

「え、あ、おう」

「本当にごめんなさい。これ着てください」

編みかけのセーターだった

「これって」

「元彼の・・プレゼント。だったセーター」

「元彼?」

「うん。」

やべぇ。俺、変な事聞いちまった。

「その彼氏って・・」

「元カノと復活したらしいの」

「あ・・俺・・ごめん」

「ううん。いいの。」

「てゆーか学校は?」

「サボリ。元彼と会いたくないの。それにね・・」

「それに?」

「友達がいないから」

「・・・」

俺ってやべぇ事聞きすぎ。よしっ

「俺、友達になってやろっか?」

「え!ほんと?」

「ああ。俺の名前は、帝・智(みかど さと)」

「あ、あたしは、中地 羅衣(なかち らい)」

「よろしく」

これが出会いだった。

「お邪魔しまーす」

羅衣が智の部屋に来た

「わー、いっぱい本があるっ。それと・・これは?」

「・・絵。俺美術部だからさ」

「上手いねっ。」

「羅衣の絵かいてやろっか?」

「ほんと?」

【スケッチタイム】

「完成ー」

「見せてっ」

・・羅衣が倒れた

「おいおい・・冗談よせよ・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

本当に倒れていた

【病院】

「羅衣、どうなんすか」

「風邪だ、大丈夫」

「よかった」

今までにない心配さ。

多分俺、羅衣が好きなのかも

つづく