ころの葉



by
はぐ★+.゜





〜不老不死の葉〜
「ころ」

「はい?」

「人間と仲良くなっちゃだめよ」

「はい・・」

私の名前はコロ。不老不死の葉の持ち主

そう、不老不死の葉を狙ってくる人間が多い

「葉の持ち主」といのは、葉の親みたいなもの

この葉をお茶にし、飲めば不老不死になる。

コロは人間が嫌いだ

今までみてきた。葉を奪い取る人間

人間から離れるために、森に家をつくっていた。

「おやっさん、本当にここなんすか?」

人間の声・・・

「そうでぃ、不老不死の葉は我々がいただくのじゃ」

不老不死・・・

「しょうがない・・ここは私が!」

「まって!ころ・・!」

コロは行ってしまった

「ええい!人間ども!葉は渡さないぞ!」

コロは怒りをおさめながら言う

「噂をすれば・・でてきたな!不老コロ葉!」

私は不老不死だ。永遠の命がある。

そのため「不老コロ葉」と呼ばれている

ほかにも「コロ葉嬢」など。

「ここはあんたたちがくるところじゃない!」

「だったら、不老葉を渡せぇ!さもなくば、お前を切る!」

「もう怒った!後悔しても知らないわよ?」

「はっ、なんでぇ!馬鹿め」

「コロ葉上、舞の葉上!」

葉が回った

「おやっさん・・これ、やばいんじゃないんすか?」

「くそ・・ひとまず退却だ」

そしてこいつらは逃げていった

「コ・・コロ!」

「サクラ葉嬢?」

「無事ね・・よかった」

サクラは、コロの友達

「心配しなくていいのにっ!ちゃーんと追っ払ったよ!」

「よかった!」

★つづく♪
〜人間、そして町〜
最近コロはこう考えていた

「人間になりたいなぁ」

と、言うとサクラが来た

「人間になってもいい事はないのよ?まぁ、薬はあるけど・・。」

「え?本当?ちょうだい!」

「人間になったら・・コロは・・」

そうか・・。人間になったらここを出て行くって事・・・

「解除薬とかない?」

「あるにはある。」

「じゃあ・・気に入られなかったら戻るって事で・・」

「サンプルって事ね」

薬が手渡された。

一気飲みしてやる・・

ゴクゴクゴク・・

「これでライバルが一人消えた」

え・・?サクラ?

「知ってる?人間になったら戻れないのよ。永久に人間のまま」

「そ・・そんなっ」

「サクラ上・・サクラ葉吹雪」

サクラと雪がまざって来た

「サクラの馬鹿ぁぁ!」

「コロ葉上・・はっ」

人間になったから使えないんだ・・

「サクラ!やめて!」

「ちさと・・」

チサト ナンバー004

そういえばコロもサクラも言ってなかった。

コロ ナンバー001

サクラ ナンバー008

「チサトッ」

「なっ、人間!?」

「あたし・・は・・・」

「バイバイ、コロ。」

サクラの目付きが変わった

「ゾク・・」

「KORO」





目を開けると

不思議な町だった

つづく
〜ここで暮らそう〜
目をあけると

不思議な町だった

――――――――――――

ころ:えっ・・ちょ・・ここどこよ!?

ころは高いところにいた。その高いところは・・

屋根の上

ころ:えぇぇぇ、、ちょっとォ!あたし人間になっちゃったから落ちたら死ぬ!

猫:あら?迷子かしら

ころ:ええええ!猫がしゃべったぁぁぁ!!

アクア:猫いわないでちょうだい!あたしはアクアって言う名前があるのよ

ころ:あ・・あたしは・・こ・・

あ、そっか・・今本当の名前いったら葉をとられる・・っ

何かいい名前・・・人間の名前・・・

「チサ。あなたの名前は加藤 智沙(かとう ちさ)」

あれ?今声が頭の中に・・・

智沙:あ・・あたしは 加藤 智沙。

アクア:(このこ・・不死身葉をもっているわね・・)

智沙:?

アクア:そのポケットにあるものは何かしら?

智沙:あ・・これは・・

アクア:不死身葉よね。大丈夫。あたしは狙わないから。

智沙:・・・・

アクア:秘密にしておくわ。ころ葉嬢様?

え・・なんでしられて・・しかも様って・・

智沙:なんで「様」?

アクア:覚えてないのね。まぁいつか知ることができるわよ(クスッ

何それ・・てゆーかどうすれば・・

アクア:じゃぁあたしは行くわ。

アクアは屋根の上から飛び降りた

そしてアクアの背中に羽が広がった


智沙:すご・・い・・

ズドッ

すべってしまった。どうしよう!?

智沙:キャーキャーキャー!

落ちてしまった

人間になっちゃったからもう術も使えない

あたしここで死ぬんだ・・

・・あれ?いたくない・・

竜(たつ):おい、大丈夫か

誰?

つづく