約束メール



by



@
私、田口 理紗【taguti risa】。

ほとんど家に出なくて、学校にも行かなくて、メールばっかしてた。

そんな私に、奇跡の1通が届いた・・・


件名:約束

本文:田口さん。

私と約束です。

ずっとずっとメル友で居て下さい。

私も田口さんみたいに、学校に行かなくて、

ほとんど外に出なくて、メールばっかしてます。

ちなみに、私の名前は多口 莉砂【taguti risa】です。

漢字は違うけど、名前一緒ですね^^

では、良いお返事を待っています。

by多口 莉砂

『私と同じ名前の人か・・・

まっ、友達になってぁげてもいっかなぁ。』

でも、理紗はふと思ったことがあった。

どうして理紗の名前を知ってるの・・・?

それは、理紗の大きな大きな疑問となった。

理紗は、その事も含めて、返信することにした。

件名:Re約束

本文:ぁの・・・初めまして。理紗です。

名前が同じなんて、偶然ですね\(^∀^)/

後聞きたいことがぁるんですけど・・・

どうして私の名前を知ってるんですか・・・?

返事待ってます!

by田口 理紗

『これでぃっか・・・』

そして、莉砂から帰ってきた返事は・・・!?

―――つづく―――

コメント
この話、5話くらぃで終わるかも。
A
帰ってきた返事。

件名:返事です(・∀<)/

本文:私がなぜ貴方の名前を知ってるか?

ま、そのうち気が付くわょww

私とずーっとメル友でいてくれればねbbbbbb

ぁ、それと今日お互いの顔見ない?

3時に○×駅のアイスクリーム屋の横で待ち合わせね。

必ず携帯持って@@

多口 莉砂ょりbbbbbb

と書いてあった。

ボーンボーンボーン

鳩時計が3時を指した。

理紗はすぐ、○×駅に行った・・・

―――○×駅です―――

『――ぁなたが理紗さん?』

ぁっちの莉砂がゅった。

『はぃ。そぉですけど・・・なんか私達、顔そっくりですね。』

『確かにね・・・』

2人は、誰から見ても、双子のように似ていた。

理紗は思った。

【おかしいな・・・何か共通点が・・・?

そういえば、私の目下のホクロ、莉砂さんにもぁるな・・・】

―――つづく―――

コメント
名前が同じで、顔も似てるなんて偶然!
凄い2人は、次号何を見せてくれるヵな?
B
『ぢゃぁ、私はこれで・・・』

莉砂は帰ってった。

『何で顔まで似てるの・・・』

理紗は家に帰った。

すると、携帯にメールが入っていた。

件名:莉砂です!!

本文:顔がソックリだなんて。ビックリしたね〜!!

で、ァレは分かった・・・?

『ァレって・・・なんで私の事を知ってるかってヤツ・・・?』

理紗は続きを読んだ。

教えてほしいなら、明日私の家に3時に来て。

家の場所は・・・探してれば必ず分かるから!!

by莉砂

『行ってみるしかなぃか・・・』

―――次の日―――

『で、家は何処だろ・・・』

理紗が探していると、凄く豪邸な家が建っていた。

理紗が表札を見ると・・・『多口』と書いてあった。

『ここが・・・!?』

―――つづく―――