次の旅



by
HAGU★+.゜





1話 きっかけ
「さぁーって・・・今日も行くかな。」

アミサ・スエンド16歳 今日も旅に行く



「まって!リリも行くー!」

リリ・タヅナン9歳 アミサの・・いとこ・・・


はっきり言って「嫌」だった。

つきまとったり、もう限界だった。いつでもくっついてくるから。

「平気だよ。一人で行く」限界を乗り越え、精一杯でいった。

「ダメ」

しつこいな。いい加減やめてくれよ。

「リリ、私は危険な旅に行くんだ。」


「それでもいい!リリついていくんだもぉぉんっ」


限界が走った。何かに電線したように。


「リリはまだ9歳だ。私はもう16歳」

「行くもん」


「・・わかったよ。じゃぁな」


「え?まって?リリも乗るよ?」

この国は、年は13歳以上になれば、バイクや車に乗れる。

「チビは一生どっかいってれば?」

アミサはクスッと笑い、バイクで走った。


「リリも行く」

リリは走ってきた。しかも、おいついた。



「リリ・・・・。いい加減に・・・・しろ!!!!!!!!」

「リリ、アミサと一緒にいたいんだもん」


パシンッ

「い・・たい・・」


「いい加減に・・・しろ!」




「リリいくもおおおん・・」



つづく
2話 愛
「・・なぁ・・リリ。これやるから・・」


「リリ行く・・行くのぉ・・」


アミサは無視していってしまった



これが



こんなことになるとは知らずに・・・




10年後


アミサはもう大きくなっていた。


26歳だ。


リリは・・・・


19歳


「最近リリ見ないな。」


そりゃあ、アミサは町に帰っていないからだ。

「・・帰ろうかな。」



そしてアミサは帰った。


「ただいまー」


「あらアミサ」

近所のおばさんは笑顔で迎えた。

「リリは?」


「ずっと前から・・・行方不明なのよ・・」


「え・・・・」


もしかしてリリ・・私を追いかけて!?


「噂では、アクマ城に入って、でられなくなったとか・・・・」



「・・・・・・!?」


「なわけないんじゃないか・・な・・」



「そうよねぇ」



【全部私のせい・・・私のせいだ・・・!】



アミサは深く考え込み、寝てしまった。



つづく
3話
アミサはおきた。昨日の事を頭に浮かべながら。

「あら・・・やだー!」

「まったくよね・・」



おばさんたちの声だ。

「おばさん?どうしたの?」


「・・リリがね・・悪魔城にいったって!」


「・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!????????」




驚きと 涙が 






おとずれた





私のせい






あの時


つれていけばよかった




もっと早く帰ってればよかった




私のせいで



リリが・・!リリが・・!




「アミサ」

「・・・なんですか」


「悪魔城へ行って・・・お願い!」


「!?」

「リリをつれもどしたいの・・」





アミサは、迷わず

「行きます!リリを助けに!」






アミサは次の旅の用意をしていた。



つづく