電子ミステリー探偵



by
氷雨





@*試験
ある所に、ミステリーが大好きな少女がいた。

そんな少女は、よくPC(=パーソナルコンピューター)で

遊んでいた。

その日も同じだった。

でも、なんだかつまらないので、

キワードを「ミステリー」にして、検索してみた。

すると、ミステリー関係のものが、

ずらっと出てきた。

しかし、そんのものは目に入らず、少女の目はある一点の部分を

見つめていた。

それは、「電子ミステリー探偵団」というものだった。

迷わず少女はクリックしてみた。

すると画面にこんなもじが浮かんできた。

「ようこそ、電子ミステリー探偵団へ。
 この探偵団に入るためには、試験を受けなくてはいけません。
 試験を受けるかたはこちらをクリックしてください。」

少女は迷わずこちらと言う部分をクリックしました。

すると、問題が5問出てきた。

それはホームズについてのものなどが問題になっていた。

ミステリー小説が大好きな少女は、

楽々答えて、答えをメールで送った。

するとすぐ返事が返ってきた。

「おめでとう、君は合格だ。パスワードは*****だ。
 誰にも教えるんじゃないぞ。
 ここからアクセスしてくれたまえ。
 お前は今日から電子探偵だ。よかったな。」

少女は舞い上がるように嬉しかった。

すると、

「咲耶、どたばたうるさいわね、どうかした?」

一回からお母さんの声がした。

その少女は魅棲 咲耶「misu sakuya」と言うナマエだった。

「あ、なんでもないよー。」

咲耶はそう答えた。