闇黒夜
by
状態2のサスケ
第一章・無くした物のための旅立ち | |||||
昔から代々受け継がれている中で多く村・町で言い伝えられているのが「欲水晶伝説」というものだ・・・・ 欲水晶とは風・炎・雷がそろって出来る物だ・・・・ この話はこの水晶を求めて旅に出ることから始まった・・・ 1921年5月26日東・最後の村ナルディーラ 少年レイ当時五歳 レイの母親はレイが五歳の誕生日を迎えてすぐに事故でしんで しまった・・・ その時レイはある伝説を思い出すと・・・ (そうだ三つの水晶を集めて欲水晶を作って母さんを・・・!!) そうは思うがまだ五歳・・・旅に出ても飢えて死ぬだけだと考えやめた・・・ それから8年・・・ 「よし!!」 「ほんとうにいっちまうんのかいレイ・・・向こう言っても死ぬんでねえぞ」 「ああ・・・いってくる!!」 そうして自信ありげにレイは汽車に乗った・・・なぜかというと村にあった炎水晶を持っているからだった・・・ こうしてレイの旅は始まった・・・ 中央都市・ラファーレ 「すげーー!!やっぱ田舎と都市じゃ違うなー・・・といっても感心するだけで何もすることないし・・・宿探しでもすっか・・・えーとっ所持金は・・・・・・・じゅ、十万ラリー!?(十万リー=一セン・百万セン=一ニー・一ニー=一ラリーとなっている。)か、金持ち並みじゃん!!!て、言うかじっちゃん何処にそんな大金を・・・まっいっか・・・宿探そ・・・」 そう言いレイは宿を探し出す・・・ 「すいません!!ここ一泊どれくらいですか??」 店の人はいやそうに 「一万リーだよ・・・」 するとレイは 「一万リー!?安い・・・安すぎる・・・泊めて!!2泊三日二万リーで!!」 店の人はうれしそうに 「ホントかい!助かるよ!ささ、入った入った」 「え、ええ・・・」 「ここは食堂。朝食は八時、昼食は十二時、夕食は六時だよ!」 「あ、はい・・・」 そして夕食の時間・・・ 「あの・・・聞いても良いですか?」 「何だい??」 「さっき助かったよっと言っていましたが何か隠していませんか・・・?」 すると店の人は困ったような顔をし語り始めた・・・ 「実はね・・・最近町を仕切り始めた悪党に売り上げを取られたり客を取られたりで困ってるのよ・・・・それでアンタが久しぶりの客でね・・・」 するとレイは覚悟を決めたように言った 「そいつら明日懲らしめてやります・・・」 店の人は驚いたように 「そんなこと出来ないよ・・・あそこは用心棒がいっぱい居るからね・・・・」 「それでもだ・・・!!」 次の日・・・・ 「よしっそんじゃ突撃開始!!」 すると・・・早速・・・ 「おいおい坊や・・・来るところが・・・ちが・・」 「うるさい・・・」 レイはこんな呪文を唱えた・・・ 「炎の神よ・・・我に炎の力を・・・火術・火花開き!」 すると火の玉が花ビラが開くように飛び散りその一部が的に直撃した・・・ 「ぐぁぁぁ!!熱い熱いやめてくれー!」 町の人の苦しみ・・・思い知れ!!! すると多くの悪人や用心棒たちが攻めかかってきた!! 「まとめて燃やしてやる・・・炎の神よ・・・我に炎の力を・・・火術・炎火層渦!!」 炎は渦のようにうねり用心棒たちを一掃した・・・ 「出てきな・・・弱虫ボスの三流!!」 すると・・・ 「おっとが軽すぎるぜ小僧・・・」 「はんっ黙れ雑魚・・・炎の神よ・・・我に炎の力を・・・火術・炎火層渦!!」 男は燃えさかり消えた・・・ 「ん?なんだありゃ・・・」 拾ってみると 「こりゃぁ風水晶じゃねえか・・・思わぬ報酬だ・・・」 風水晶を持ち、レイは歩き始めた・・・・ 闇黒夜・第一章無くした物のための旅立ち・・完 |
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第2章・失ったもののための敵 | |||||
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「魔王・・・!!うぉぉぉ」 「無駄だ・・・」 「グァァァァァ・・・・」 「まだ強くならぬか・・・グラン・レイ・・・」 レイは驚いたように 「なぜ俺の本当の名前を・・・知っているのは母と父だけだ・・・もしや・・・」 「そのもしやだ・・・俺の本当の名はグラン・ロイ・・・」 「実の妻を殺したのか・・・」 「ああ計画を知られてじゃまだったのでね・・・」 「このやろぉぉぉ!!風神、雷神、炎神・・・我に力を!!!!サイレントバース!!」 「ぐぁぁぁぁ」 「父さんすまない・・・・三つそろっ・・・た・・・」 レイはそこに倒れ込んだ・・・ 闇黒夜・第三章・最終決戦伝説・・・完 |
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