双子恋



by
砂功羅





プロローグと自己紹介
わたしの好きだったあの人

双子の好きだったあの人

つながりを持ってしまった

その時わたしが感じたこと それは

『双子恋』

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主人公:詩音←双子→南音

詩音の好きな人:進吾
1〜相談〜
南音が詩音のところに来た。

『ねーぇ、詩音・・・あたし相談があるの〜』

また変なことだろう、と詩音は思っていた。

でもこれは詩音にとって・・・もの凄い大切な事だった。

『詩音、私進吾君が好きになっちゃった』

し、進吾君・・・あたしの好きな人・・・!

こ、この事南音に言った方がいいのかなぁ・・・どうしよう!

双子・・・なのにライバル・・・!?

『ね〜ぇ、詩音。ど〜ぉ思う?』

相変わらず南音はフェロモンだッッ・・・

『なッッ、南音・・・応援するねッッ・・・』

ど、どうしよう・・・どうなるの!?

―――その夜―――

【どうしよう・・・あんなフェロモンに進吾君とられたら・・・】

すると、姉の玲音が言い出した。

『詩音、さっきから悩んでるみたいだけど・・・後で私の部屋くる?』

『うん・・・』

玲音は将来、相談アドバイザーになりたいって言ってたから・・・

―――つづく―――
2〜意識〜
夕食が終わった後、詩音は玲音の部屋に行った。

『詩音、どォしたのォ?ゅってごらん。』

『あのね・・・南音と同じ人を好きになっちゃったんだ・・・』

『ぁぁ、南音フェロモンいっぱいだしねェェ・・・

あんなフェロモンに勝てるかな・・・

でもココは気合だよッッ!相手がフェロモンだって頑張らなくちゃ・・・★』

・・・

『うん・・・玲音ありがとう。』

そういって詩音は玲音の部屋から出た。

『あのフェロモン・・・あたしもやってみたらどォかな?』

そんな事を思いながら、詩音は自分の部屋に行った。

ガチャ

ドアを開けると南音が本を読んでいた

『あ、詩音。さっき玲音に呼ばれたらしいね・・・

どうしたの?』

【ココで南音に・・・フェロモンってどォやるのォォ?

みたぃに言ったら可笑しいし・・・】

『な、な、何でもないよ・・・心配しなぃで』

詩音はそぉ言ってベットの中にもぐりこんだ。

次の日ィィィ^^

『なぁおん、いっこォォ★』

詩音はちょっとブリッコみたいに言ってみた・・・なんか可笑しい。

自分は自分らしく行かなくちゃぃけなぃのかなぁ・・・

『詩音ー、今日ゎやけに変だねェェ。

どォしったのォォっ?』

『そ、そんなァァ・・・変じゃないでしょォォ?』

『ぃや、十分変だよォォっ』

コイツ、ムカつく・・・いや、ダメだょ・・・双子なんだし

『気にしないで・・・いや、気にしちゃダメ・・・』

い、意識しちゃぅょォォ!!

―――つづく―――
3〜事件〜
『・・・分かった』

南音は先に学校に行った。

―――学校に着いたょ―――

『しぃんごくぅぅん★きょぉいっしょにかぁぇろッッ?』

相変わらずフェロモンな南音・・・

でも進吾君ゎブリッコ系ゎ大の大嫌ぃ。

『邪魔。俺お前みたいな奴と帰りたくない』

『ぅっわぁ、きっつぅぅ!

でもかぁぇろぉょぉぉ!』

『うっせぇょ・・・さっさと消えろ』

進吾君・・・それゎちょっときつすぎだょぉ・・・。

『もっぉぉ★しょぉがなぃなぁ、今日ゎぃーや★

でもしんごくぅぅん、あしたゎいっしょにかえろォォ』

南音・・・そんなのあっさり返されるッッ・・・ん!?

『しょうがない。明日くらいならいいか。』

『ゃったぁぁ!進吾君やっさしぃぃ★』

進吾君ッッ・・・確か昨日私と明日一緒に帰る約束してたのに・・・

忘れたの?ヒドぃよ・・・

っっでも、そんな事言ったら今の縁が・・・!

『暗い顔してどーしたの?』

詩音は顔を見上げた。えっ、進吾君・・・?

『しっ、しっ、進吾君・・・明日一緒に帰る約束だったよねッッ?』

『南音に言った事ゎ嘘。

あいつ結構騙されやすいんだなっっ』

嘘・・・進吾君覚えててくれたんだ・・・

嬉しいッッ・・・めちゃめちゃ嬉しすぎるよ・・・!

その時・・・

『しんごくぅぅん!あっちで事件がおきたぁぁ;;

こっちきてぇぇ』

『ナンだ!?ナンの事件だ?また俺らに嫌がらせか?』

そう言って進吾君は事件のあった場所に行った。

進吾君・・・

―――つづく―――
双子恋 4〜事件U〜
【進吾君、南音の事好きなのかなァァ・・・】

そんな事を考えながら事件の所に詩音も行った。

え・・・!?詩音の親友の梨佳が倒れてる・・・!

階段の下で・・・頭からは血を流して・・・階段には血がついていて・・・

『梨佳・・・っっ、どーしたの!?』

『あのねっっ・・・イタッ な、な、南音に押され・・・イタッ』

まさか、南音が梨佳のことを突き落としたの・・・?

『詩音っっ』

『誰・・・?ぁ、進吾君だぁ・・・』

『今の梨佳の言葉聞いたか?南音に突き落とされたって・・・』

『あっ、うん・・・聞いた・・・』

すると、他の階からも人が集まって、梨佳を囲んだ。

『連動梨佳ちゃんよね?中1の・・・。』

『梨佳ちゃん、あの久遠南音に押されて落っこちたらしいよ・・・』

南音はそんなのを全然気にせず教室にいる。

詩音は我慢できなくなり、教室のドアを思いっきり開けた。

『南音!?あんた何時までふざけてるつもりなんだよ!?

いい加減にしてくんない!?』

南音は黙った

『ねぇ・・・何か答えてよ・・・

何で梨佳を突き落としたか・・・!

打ち所が悪かったら死んでたかもしれないんだよ・・・?!』

『梨佳だって進吾君好きだった』

え・・・そんなんで突き落とすの・・・?

『でも死んだらライバルが少なくなると思った

だって梨佳なんかこの世に存在しても意味がなかった』

『南音・・・あんたは死ぬってことがどぉゅう事か知らなかったね・・・?』

詩音は目に涙をつけながら言った。

でも南音はそれからずーっと黙っていた。

『さぁってと、詩音教室から出て行ったし、進吾君のトコ行こぉっと★』

南音が小声で言った。

でも詩音はその声を教室の外から聞いていた。

ど、どうしよう・・・

―――つづく―――
5〜正体〜
どうしよう・・・このままだと進吾君とられる・・・!

詩音は南音より先に進吾君の所へ行った。

『進吾君!ちょっとこっち!』

詩音は進吾君の手を引っ張って、もの凄いスピードで廊下のあっち側に行った。

『な、なんだょ!』

『進吾君・・・ゼーハー あたし進吾君が好き・・・ゼーハー』

『え・・・何で今そんな事言うんだ?』

『どうでもいいから音楽室の机の下隠れて!』

進吾君・・・付き合おうともなんとも言わなかった・・・

って事ゎあたしの事好きじゃないの?何で?

あ、南音が音楽室に来る音が聞こえる。

『進吾君、小さくなって・・・!』

南音が音楽室のドアを開けた。

『あっれェ、詩音達どぉこ行っちゃったんだろ?』

あ、あ、ど、どーしよォ・・・!

『ありゃ、音楽室居ないみたい・・・他ンとこ行こう!』

と言って南音は1階へ行ってしまった。

『おぃ、詩音、何でこんな事したんだ?双子だからいいじゃねーか?』

『分かってなぃなぁ・・・さっきあたし進吾君になんて言った?』

『好きだって言われたけど・・・何か関係あんの?』

何だよ、まだ進吾君分かってなぃの!?

『南音だって進吾君の事好きなの!』

『怒鳴ること無いじゃないかぁ・・・

でも俺、お前とは付き合えないんだ・・・

実は俺・・・魔界育ちだからだ』

ま、魔界ー!?えっ、科学の完全負けじゃん・・・。

『魔界の者、つまり魔法使いは人間と付き合ったりしちゃいけないんだ・・・

好意を持つだけなら大丈夫だけどな』

そ、そんな、進吾君が魔法使いだったなんて・・・!

―――つづく―――
6〜貧血〜
『それで、詩音にお願いがあるんだ・・・

一緒に魔界に来てくれない?』

まッ、まッ、魔界に行くゥ!?

ひッ、ひッ、ひェェェェェェェェェェェェェ!

詩音は怖すぎて貧血にかかってしまった;;

――――――――――――――――――――――――――

『もっしもォし??詩音ちゃアん?』

『だッ、誰?』

詩音が良く見てみると、保健の先生がいた。

『詩音ちゃン、貧血にかかったみたぃ・・・。

この病気ゎなかなか直らないよォ・・・。』

はッ、はァ!?貧血にかかったの!?

かかったって・・・進吾君が言ったからぢゃなィのォ!?

そこに進吾君が来た。

『おォい、もォ6時だぞ?

保健の先生、3時からずーっと見守っててくれたんだぞ?』

『ししし、進吾君?!』

『お前が貧血にかかったっていうから・・・家から飛び出してきた。』

な、南音もいるし。

『ちょォっとォ、家ぢゃぁもォ夕食よォ!?

貧血にかかったのゎしょうがなぃけど・・・進吾君がめちぁくちぁ謝ってたしィ。』

相変わらずフェロモン・・・

『な、南音、お腹すいたでしょ?早く帰って・・・。』

あーもーぢゃま。

『わァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!』

な、今の何!?廊下から聞こえてきたけど。

『詩音が貧血!?どぉしたんだよ!』

『詩音!大丈夫?!』

クラスのみんなだ・・・。皆心配してくれたの?

『大丈夫?今の私達の声うるさかったと思うけど・・・。』

うん。十分うるさい。

『クラス全員でおみまいに来たの。

先生職員室でコーヒー飲んでるんだけど・・・。』

ずいぶん暇だねェ。クラスの子がこんなにうるさくても

ゅうゅうとコーヒー飲んでんなんて。

『はぃ、花。ちょっとご飯ゎ食べられないだろうし・・・』

『私からゎ薬。母ちゃんのタンスからこっそり盗んできた』

は、はァ!?

でも、皆私にこんなに気をつかってくれるなんて・・・



これは魔界?

―――つづく―――
7〜夢魔界〜
暗い どうして?

私は魔界に来てしまったの?どうして?

寒い 寒い 寒いから助けて


『うゥゥ、寒っ・・・。

てゅーか此処本当に魔界?』

さっきまでベットに寝ていた

魔界に来たょォ・・・。

『これって、夢?』

詩音はほっぺたをつねった。ありゃ、痛くないよ・・・。

『あーやっぱ夢かぁ。でも魔界面白そうだし、ちょっとこのまま寝てよ★』

夢の中の詩音が言った。

すると、あっちから女の子がやってくる。

目がくりっとして可愛い女の子。

『あの・・・誰ですか?』

女の子は詩音に訪ねた。あれ、そのまま詩音って言っていいの?

『詩音だよ。貴方は?』

『香織。香織です。私も夢見てるのかなぁ?』

ちょ、ちょっと変な夢だなぁ・・・

『香織さんも夢見てるの?どうして?』

香織って、確かうちの学年にいたような気がする。

あ、砂月香織だ。本物そっくり!

確か、こいつも進吾君の事好きだったような気がした・・・気のせいかな?

『進吾君探してるんです。詩音さん、知りまセン?』

ライバルに教えるわけないじゃぁん♪

『知らない・・・一緒に探してあげよーか?』

『有難うございます!よろしくお願いします。』

『チャリン』

あれ、今チャリンって音しなかった?

確か香織の歯から聞こえてきたような気がする・・・。

『あ、すみません。私歯にきょーせーしてるんです』

これがその音?そんなんには思えない・・・。

何か香織、秘密があるんぢゃないの・・・?

詩音は秘密が知りたくて、夢から覚めようとしなかった。



夢魔界って・・・

―――つづく―――
8〜秘密〜
『レドンカ レドンカ サムシゲガ』

は、はァ!?何これ。呪文?

さっきのチャリンってのゎ、杖!?

『あれ、詩音さん出来ないの?』

出来ないの?って・・・。アンタあたしを誰だと思ってんの?

『あ、そっか。詩音さん魔界の人じゃないしね』

こ、こ、この夢どーなんってんの!?

目ー覚まそうとしても覚ませないし。

このまま一生あたしを魔界にやる気ですカっ!?

あれ、あっちから南音と進吾君がやってくる。

『進吾くゥ〜ン。あたしねェ、今日いいコーヒー屋見つけたのォ。』

『お前みたいな奴と行くわけねーだろ?』

あー、いつもの言い合いしちゃってるし。

あのまま南音、進吾君と言い合いして仲良くする気なのォ?

『あ、進吾君。私、進吾君と違うクラスなんですけど・・・

知ってます?』

げげっ、プロポーズみたぃぢゃん。

『あー、香織サン?あんまり良く知らないンだ・・・ごめん』

あーーーーーッ、進吾君の顔真面目になっちゃってるょー!

『実はね、私も魔女なんです。言ってなかったっけ?』

当たり前でしょ。

『ん、ん・・・』

あれ、急に辺りがまぶしくなった・・・


『あーもー、やっと起きたようね。もう7時よ?』

は、はぁ?

辺りを良く見回すと、それは自分の家だった。

周りは明るくて、朝の7時みたいだ。

あ、そうだ、夢で見た魔界のヤツ・・・現実だったらどーしよ?

っというワケで、学校に着いたー!

香織がうちのクラスに来ていた。遊びにね。

『あ、詩音さん、ちょっと来てくれませン?』

詩音は仕方なく香織についていった。

『何ですか?』

『私・・・実は進吾君と同じで魔界の者なんです』

はァ、正夢だぁ・・・。最悪。

『で、私魔界では進吾君の妻なんです。』

それを南音が聞いていた。いやらしぃ!

『ちょっと、香織、待ちなさいよ。

将来妻になるのはこのあ・た・しなのに、取るなんて最低!』

女のバトルだぁ・・・激しい。

てゆーか、南音『あ・た・し』ってトコでセクシーポーズを決めてたし。

『でも、魔界でだから大丈夫。落ち着いて。』

香織が困るように言う。

『それでもダメダメダメー!

ぜんっぜん落ち着けませんからァァァァァァァァ!』

うるせー双子だよ・・・。

でも、詩音は気になることがあった。

香織が夢で言っていた呪文だ。

『あの、香織サン。

レドンガ レドンガ サムジゲガって呪文あります?』

『え、レドンガ レドンガ サムジゲガ・・・?』

―――つづく―――
9〜黒魔女〜
私は黒魔女?


『え、何で知ってるのォ?

魔女1級になんなィと分からないのに。』

『夢で見た。ただそんだけだけど』

香織は詩音をにらみつけた。

『分かった・・・貴方達双子、黒魔女なんだ』

黒魔女?何か本で読んだことがあるよーな気がするけど・・・

それがゎたし達!?ふざけんぢゃねーよこの香織!

『そんで、詩音が1級で・・・南音が3級』

その時、南音が来た。

『ょーく分かったヮね、香織。

そゥょ、あたし達ふたりゎ黒魔女よ。詩音の方がすぐれてんのヨぉ』

はッ、はァ!?南音、自分で分かってたのォ!?

『香織、あんたが魔界では進吾君の妻だって信じるけど

恋の勝負ゎ私達の勝ち。いい?わヵったよねー?』

達?って事ゎ、私も入ってんのー!?

『分かった。そんなに責めるんだったら妻で居んのも辞めるゎよ』

お、女のバトル厳しくない?

『進吾、離婚届、出しといてくんない?』

あ、あっさり・・・南音のせいでもあるんぢゃなぃのー?

『いーの、詩音。そんな事気にしてんじゃないの』

こ、こいつ、今私の思ったことだけ読んだな・・・

魔女と黒魔女ってどー違うの?

って思ってると、香織が言い出した。

『白魔女(はくまじょ)ってのもいるの。』

は、白魔女?

なぁんか弱そうな名前だけど・・・

いっけなぁぃ、私の心は読めるんだ。香織だけが。

『白魔女ってのゎねぇ、魔女が生み出すの。

魔女から白魔女と黒魔女、どっちを生み出すのか分かんないから・・・』

あ、あたしゎ黒魔女がいいなぁ・・・

『ちょっと待ったそこ!今黒魔女がいーなーって思ったでしょ?』

そ、そーだ、読めるんだ・・・

『あのねェ、黒魔女産むと教育が大変なの!』

く、黒魔女にも教育なんてあるんだ・・・。

『とにかくあんたのお母さんは魔女。

あ、それから魔女から魔女が生まれることもあるけど・・・』

ちょ、ちょっと勉強になったかな?

てゆーか、級ってどーやって分かるんだろォ?

普段の行動とか?

『せーかい!何かアンタ、詳しいねエ・・・』

『いや・・・』

適当にゅっただけなんですけどォォ、当たっちゃいました・・・。

『そんでさぁ、この世界って・・・』

―――つづく―――
10〜黒魔女A〜
あたしがこの世にいる理由?


『この世界ってさァ・・・自分が生まれた世界じゃないみたい』

あ、あたし・・・何言ってんだろ!?

あたしゎ魔界で生まれたんだから・・・そんなの当たり前だよね・・・。

『そンで詩音、貴方がこの世にいる理由分かる?』

分かったら超能力者(?)ですよッ。

『はァァ!?アンタそんなのも分からないのォ?』

ちょ、ちょっと、香織ィ!どなるなァァ!!

『あたしがアンタをこの世に連れてきたのよッ』

それって、誘拐じゃん?

『そンな犯罪誰がやるかっつゥのォ!

あたしと詩音ゎ同い年なんだからねっっ』

へ、そんなの聞いてないよ?

って、同じ学年だったことすっかり忘れてたァ・・・。

あ、そーいえば進吾君の事つきとめなくちゃァ!

『進吾くぅぅん☆ちょっとォ、あたしの所に来てェ♪』

あたしの所ってのゎ省略したら?

『あたしねッ、決めたのォ!!詩音なんかにまぁけなぃッ!!』

う、ううッ。

進吾君を取られたらどうすンのょ、あたしィ・・・。

でもあっさりふられたしなァ。

それでもあたしゎアタックをし続けなくちゃいけなぃの?

『そんな事ないよ』

後ろから来たのは・・・進吾君!

まさか、進吾君まであたしの気持ちを・・・!

『俺はただ南音が嫌いなだけだし詩音の事嫌いじゃないよ

でもアタックなんて俺にゎ必要ないんだよね』

はァ、最後の『必要ない』がグサッと刺さった・・・。

『好きなら好きで居ればいい』

はァぃ、性格がいいのゎよ〜く分かってますゥ。

でもねェ、格好付けすぎるちゃダメ。せっかくカッコイイんだし!!

でも、こうなったら『双子恋』とゅう辛い壁を乗り越えなきゃいけなぃのねッ!

『頑張るぞーォ!』

―――つづく―――