魔法の杖とスリップ 〜書き直し編〜



by
葉月チャン!★



@ どこからきた?
〜どこから来た?〜

私の名前は『坂本 めい』

高校二年生。皆には『いっちゃん』と呼ばれている

ある日の事だった。いつもみたいに普通に帰ってた時、上から何かがふってきた

『なに・・!?』

その『何か』は、めいに近づいてくる。

『わーっ!!!!』

しゃべった。人間?しゃべったから人間だよね。

コツンッ めいの頭の上に変な杖が落ちた

なんでだろう。知ってる気がする。この杖。

「ごめん!それ俺の!」と、かっこいい男の子がやってきた。

「間違えて魔法界からスリップしちゃったし!!」

スリップ?なんだろう・・・?

「魔法界って・・・」めいはビックリしている

「俺は『けー』ここの世界で言うと、『啓(けい)』だ」

「あ、あたしは『めい』高2だよ」

「俺は、×●▲だよ。ここの世界でいうと、高1」

「へぇ・・・」

「で、魔法界に戻れるスリップはどこだ?」

スリップって何・・・。タイムスリップの事?

「あ!そっか!しらないんだよな!スリップの事!」

「うん」ドキドキしながら答える、めい

「スリップっていうのは、この人間界と魔法界をつなげる扉だ」

スリップ・・どこにあるか知ってたら魔法界に行ってるよ・・・

「そのスリップはどこにある?」

「しらない」キッパリと言う、めい。

「えぇ!!!!!!!!!!」

「やべええー。今日泊まる所ねぇよ!」

泊まる所がないって・・え・・?

「あたしの家くる?」

わーっ思わずいっちゃったよ!

「えと・・一人暮らしで広いし・・・深い意味は・・・」

「わー、ありがとー♪さっそくお邪魔しまーす」

え・・・あれっ?いつのまにか家の前・・・

まって?これって・・男の子と同居って事だよね・・

めいは顔を赤くし、啓を見た。

本当にあるのかな、魔法界って。

♪つづく♪
A 同居生活
「うーん」

啓が何かを考えてる。

「なっ・・・何?」

「いや。なんもない」

「え。気になるんですけど。」

「まぁ、ドンマイ」

笑いながら啓は言う。

「えぇぇぇぇ!おしえてーー!」

「むーり!」

ケチなんだね!啓って(めいの心の中

「家だとめんどくさいからめいが入ってる学校に転入する。」

「てんにゅうー!?」

「いいじゃん。同じクラスがいいな」

「でも同じクラスとは限らないし・・・」

「俺が魔法で同じクラスにするし」

魔法!見たい!

「エレクトラクレス!」

「エレクトラクレス?」

「エレクトは、魔法界の言葉。こっちの世界では学校」

「ラ、クレスは?」

「ラが、「と」クレスは「クラス」だ。あわせたら、学校とクラス」

ほえー。初めてきいた。びっくり。

「えっ、じゃぁ、この宿題も魔法でぱぱっとできるの?」

「できる。やってみるか?」

「うん!」

「ベキンカキ!」

パァァァァ

「べ・・べきんかき?」

「ベキンは勉強。カキは書く」

ほえー。また新たな魔法をみてしまった

「すごいねっ。宿題はー・・っと・・・」

全部できてるし、しかも全問せいかい!

「この魔法、あたしにもつかえたらな〜」

いっちゃんは冗談で言った。

「使えるよ」

いっちゃんは立ち上がった

「ほんと!?」

「でも、魔法使いにならないと。」

「どうしたらなれるの?」

「僕の試練を受けたらなれる。それと、魔法使いには三つの選択があるんだ」

「何何?」

「魔法使いになったら、氷のウィザード、火のウィザード、呪文ウィザードがあるんだ」

「ウィザードは魔法ってこと。」

「へぇっ・・・あたしはー・・・」

「ついでに僕は呪文魔法だよ。」

迷うな・・・どうしよう?

「じゃぁ・・火のウィザードでっ・・・」

「じゃあさっそく試験だ」

パチンッ

炎に包まれた家

「あつっ・・燃えちゃうよ!」

「大丈夫。これ幻覚だし。」

「まずはヒルマをだす」

「ヒホウシェイルド!デリマケン!(火の試験管、でてこい)」

ヒルマ「よんだかい、ご主人様」

「こいつは火の使い魔、ヒルマだよ」

「えと・・こんにちわ・・(?)」

ヒルマ「さっそく試験開始だよ!」

♪つづく♪