幸せ通信
by
砂功羅
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舞南(mana)。ただの小学生。 でも魔法使いの娘。 昔、魔法使いのお母さんから聞いたんだ。 『幸せ通信』っていうのをゲットすると幸せになるんだって。 面白そうだったけど、何処を探せばぃぃの? そんな手がかり、いくらお母さんだって分からない。 てゅーか、幸せ通信ってなに? 紙なの?箱かなんかなの? そんなのもお母さんは知らない。 えーッ、いったい全体なんなのよー! そんな事を4時間目、考えていた。 『給食ー今日は幸せカレーだってー! この幸せカレーは食べるとめっちゃ美味くて幸せになるらしい』 そ、そっちの幸せ・・・?? でも、面白そう。これも1つの手がかりかもしれなぁぃ★ やった、母ちゃんより先に手がかりゲット!! さっ、食べるぞォ! 『いっただっきまぁす!』 皆が思いっきり叫んだ。うるさぃなァ。 さぁ、勢い良く食べるぞォ! ―――2分後――― 『あ、あれ?』 舞南は声をあげた。口の中に変なものが入ったような・・・ 舞南はそれを口の中から出した。 『!!』 そこには、色鉛筆で虹色に塗られたような楕円の紙があった。 ま、まさか、これが幸せ通信・・・!? ―――つづく――― |