野球部



by
@沖田 総悟@




1
昨日僕は野球部の皆にいじめられた
理由は「へたくそ」それだけだった
まだ・・・入ったばかりなのに・・・

今・・・僕は野球部の部室の前にいる
入るのは・・・もちろん怖い、だけど入らないといけない・・・苦痛だ
がちゃ・・・僕は中に入った・・・
「よォ・・・来たのか?あきらめがかんじんだぜ?」
野球部の部長 荒川南 が僕を見て言い放った
僕は近くにあったバットを持って刀をかまえるように持ちこういった
「ぼ・・ぼくは!ぜったい強くなる!そんで先輩たちよりつ・・強くなる!」
声が震えていた
「やってみろよ!」
先輩はそういうとドアを蹴って去っていった・・その後に続きほかの部員も・・・
「はァ・・・」
僕はため息をついた・・・バットもその拍子に落ちる・・・
(先輩を超えるぐらい強くなる!)
僕はそう心に誓った・・・
2
次の日・・・6時30分
「行ってきます〜」
僕はいつもどうり家を出た
6時30分 この時間にいつも家を出る
朝練があるからだ・・・

7時ちょうど
ドアの前に来た・・・
だが入る勇気がない、また何か言われそうだからだ
(どうしよう・・・どういう態度でいればいいんだ・・?)
そういうことを思うと入れない・・・先輩がいたら?もしいなかったら?
どうすればいいのか分からない・・
考えていたら後ろから声がした
「おら!何やってんだ!!!」
その低い声に僕は驚いて反射的に振り向いた。
「あ?お前・・・・山崎か?」
先生だった。僕は安心した・・・
「先生か・・」
ため息混じりに言った。
「どーしたんだ?何で入らないんだ?」
「え?・・・それは」
僕は「先輩たちのこと」を言い出せなかった。先生に言えば仕返しがくる
仕返しのことを考えると言えなかった
「いえ・・・その・・」
僕がそわそわしていると、先生が不思議に思ったらしい首をかしげて
「どうしたんだ?ほら開けてみろ」
先生が僕を見て言う、先生は少し眉間にしわがよった
(やばい・・怒ってる)
先生は怒ると眉間にしわがよる
「は!はい!開けます!開けるから!」
僕はあわてていうとあわてたまま僕はドアノブに手をやり
開けた・・・
「あれ・・?いない・・・」
僕は誰もいない部屋を見ていった
「いないな・・一体どうしたんだ?いつもならいるのに・・」
先生がそう言った後僕を見て
「お前・・知ってるか?」
と聞いてきた
「え?」
僕はどきどきした。
先輩のことを言うべきか・・・
いじめのことを言うべきか・・・
「どうなんだ?」
「え・・・あの・・」

続く・・・