パラレルワールド



by
瑛菜




おもわず、手をのばした。

とどく気がして。

まぶしさに目をほそめる。

終わりはまだ遠い。
第一章 
まだまだ終わんないよ〜

宿題地獄・・・・

なんであたしだけこんな・・・ひどいよぉー!

もとはといえば、サヤカのせいだった。

「あーー!英語のテキスト、忘れちゃったー!!」

サヤカが、人目もきにせず絶叫する。

「英語、何時間目?」

「1時間目なの!悲惨!」

「あたしんとこ、2時間目だからかしたげるよ」

「ありがとう!柚葉!恩に着るよ!」

「どういたしまして。」

あたしはにこにこして答えた。

・・・・・だけど、2時間目になっても、サヤカはかえしにこなかった。


「なんですって?忘れた?友達に・・・そんな言い訳はつうじませんよ!
罰として宿題2倍やってきなさい」


あたしはちょっぴりサヤカをうらんだ。


「ただでさえ英語なんてできやしないのにありえない!」

ベッドにたおれこみ、もごもごと言葉にならない嘆きをくりかえす。


そのときだった。



がっしゃぁぁーーーーん!!!!!



ガラスの破片が宙を舞う。

なっ、なに!?


「いたたた・・・また失敗しちゃった」

そういって頭をかいたのは、見知らぬ赤毛の女の子。

「あ・あんただれよ!警察よぶからね!」

「ケイサツ・・・・・?」

「とにかくでてってよ!」

いきなり、赤毛にほっぺたをつかまれた。

露骨にあたしの顔をながめまわす。

こいつが男だったら発狂してたわ。

なんてこと考えてる場合じゃなかった!

「これに見覚えがない?」

赤毛がそういってひとつのペンダントをとりだした。

「へ・・?」

ゆらゆらペンダントがゆれている。

これって催眠術?

必死であらがえば解けそうな気がした。

けど、あえてあたしはそのままにした。


破壊してしまえ。

なにを?


セカイを。


頭ががんがんする。


「わたしはゼルシ−。用があってここにきた」

「あたしは・・・柚葉。水島柚葉よ」

「あんた、みたところフランス人の血がながれているようね」

「・・・はぁ?ふらんす?」

「そう。わからない?フランスってのはね・・」

「はい、はい!知ってます!ンで?」

「英雄ジャンヌ・ダルクは当然知ってるわよね?」

「え、ええ。」

「信憑性がないかもしれないわ。今からはなすことは。
ずばりいうわね。わたしはジャンヌダルクの子孫を探してたの。
今わたしがすんでる時代は今の時代とちがうの。わかる?
いえばパラレルワールドってわけ。
運命の道はいくらでもあった。
だけどフランス軍は破滅への道を選んじゃったのね。
予言なんだけど、いつしかジャンヌダルクの子孫があらわれて、フランスを救う・・・・
その子孫が、あなた『水島柚葉』なの・・・・・」

え?先祖がジャンヌダルク!?

そういえば昔『目が青い!』ってばかにされたっけ・・・?

「それで、あたしはどうしたら?」

「きて!」

反論する暇をあたえず、ゼルシ−がつきやぶった窓からあたしをつれてとんでいく。

宿題、終わってないのに!
第二章 予言の魔法
「ちょ〜っ落ちない?!あぶないよ!」

「わたしを信用なさい!」

そんなこといわれても・・・・・

うっ酸素うすっ

めまいがぁ〜

「たすけて〜きもちわるい・・・・」

「なさけないわねぇ ぷっ」

なさけないはないだろうが!

あ、意識がだんだん遠く・・・・駄目!落ちるゥ〜








すなぼこりで、目がさめた。

ゼルシ−がイライラしてるのが手にとるようにわかる。

「おそい!こっちは時間がないの!」

「無理いわないでよ・・・・あたしはふつうのにんげんよ」

「わたしも人間よ。たぶんね」

・・・・たぶんなんだ

「こっちが、パラレルワールド?」

「ええ。まぁね」

「なにすれば?」

「直感で兵を動かすの。それだけ」

「それだけって・・・・直感!?」

「つべこべいわない!」

「ふぁ〜い」

すなぼこりがのどにからんでせきがでる。

ゥェ〜とまでいくしまつ。

あたしはなにをやってんの?

展開はやすぎ・・・・

30分前まで(多分)あたしはふつうの高校生だった。

それがきゅうに『ジャンヌダルクの子孫』とかいわれて。

強制的にこっちにつれてこられた。

いや宿題・・・・・

「ゼルシ−!いよいよだ。子孫はいたのか?」

「えぇ。まぁ。根性ないけど」

「ひとことよけい!」

せいいっぱいしかめっつらをしてみせる。

「しょうもないことやってないで、のりこむぞ!」


あぁ、これからあたしどうなっちゃうの?
すんませ〜ん登場人物紹介わすれてました;

水島 柚葉 ((MIZUSIMA YUZUHA))16歳

ゼルシー・エリアンヌ ?

エゼル・シュネイダー 20さいのフランス兵

いまんとこはこれくらいかな・・・・?

自分より年上を書くのはむずかしいです

本文いってみましょー!どぞ!
第三章 絶望
「そんじゃこれまず着てくれる?」

「は・・・?なにこれ?」

コスプレ?なんかいやに派手なんだけど・・・・?

「これ?召使いのふく。着てたら子孫だってばれないから」

そ、そんなこといって!いいいいイジメか!?

「い、やだよ!だれが召使いなんかっ・・・」

「いまのあなたの服もひどいとおもうけど・・・?」

はっとして、鏡をさがす。

あ、ないんだっけ?

とりあえず、みてみた。

ほんとだードロドロになってる;

砂だらけのところにころがってたせいだ。たぶん。

こんなのよりはそっちのほうがましか。

「着替えるからそっちいってて!」

「わたし女だからきにすることないでしょ」

・・・・・・・・・・この自己中女ーーー!

・・・んと〜まぁいいか・・・

「おい、俺がいること忘れてないか?ふつーに脱いでるけど」

・・・・・むきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

「ゼルシぃぃぃぃぃぃぃ!???????どうゆうことかなー????」

ゼルシーがあわててそっぽをむく。

「き・きづかなかったんだもん!存在感うすいから!」

砂ぼこりがすごくてほんとにたすかった。

「俺はエゼル。フランス軍の隊長だ。20だがな」

あと、オッサンじゃなくてよかったー。

「ここから先は地獄だぞ。命がねらわれる。人間をすてろ。いいな!」

「すてろって・・・・・」

「いらないプライドもすてなさい。必要ないわ」

プライド・・・・

誰もしゃべらない。

それが、場の緊張感をいっそう高めている。

「もうはじまっている」

血、血、血・・・・・・・

目をふさぎたくなる光景だった。

容赦なくかざされる武器に、おもしろいように人がたおれていく。

まるで、そう・・・・おもちゃみたいに。

まさに地獄・・・・いや、それより酷いかもしれない。

みんな、敵を相手に火花をちらし、死力をつくして戦っている。

血で血をあらう戦いに、あたしはうめき声をあげしゃがみこんだ。

「あぶない!」

エゼルが、あわててあたしをたたせる。

「いきなりしゃがむなよ!めだってしょうがないだろ!かくれてんのに」

「ご、ごめん・・・」

ゼルシーが、エゼルをにらみつける。

「柚葉は、まだ人間よ。だいたいあんたたちが選択を間違わなければ巻き込まなくてすんだのよ!?」

苦しみ、憎しみ、哀れみを知った大人の目だった。

たしかに、あやまった選択をしてしまったためにあたし以外にも人間がまきこまれて死んだ。

あまりにもむごい死だった。

寒気がする。

「はやく終わらせなくちゃ・・・・こんな戦い、なんの意味もないわ。」

あたしはすすんで武器を手にとる。

手がふるえる。

ここからは、悪魔の巣窟だ。
W 過去
前回はちぃとグロ〜い方向に暴走してしまいました((汗
不快に感じた方、ごめんなさい。

さて、本文にいきましょか!



こんなにもきれいな空が広がっているというのに、なんて皮肉なことか。

ちいさくためいきをつく。

短剣を手にとってみたものの、あたしの中にはまだ迷いがのこっている。

怖い、のだ。

ただの人殺しになってしまうことが。

そのうち笑みをうかべて人を殺してしまう人間になってしまうようで。

敵であろうが味方であろうが、あたしにはやっぱりできない。

そっと短剣を地面に置く。

たぶん・・・これでいいのだ。

あたしの直感が戦力になる。

直接手をだすのでなくても『人殺し』なのかな・・・?

がくん。

きゅうにひざの力がぬけていって・・・・

不思議な感情がこもったなみだが自然とあふれてひからびた大地にすいこまれていく。

「え・・・?」

自分でもわけがわかんなくて、なんだか胸にこみあげてきた。

「どうした・・・・?」

「エゼル・・・あたし、自分がわかんない・・・」

エゼルがすわりこんでつぶやいた。

「俺は・・・・自分の内にあるわけわかんないのがときどきこみ上げて・・・
きがついたら人を・・・殺して・・ばけものじゃないか・・・」

しゃくりあげるエゼル。

はっとした。

一見理性的で冷静沈着という言葉がぴったりあてはまるエゼルが?

雲ひとつない青空を睨む目。

その目には、なんの感情もうかんでいなかった。

裏側の自分を拒む目・・・

イギリス軍将軍としての目・・・・

視線がこわくて、あたしはうつむく。

顔をあげたときには、まわりにだれもいなかった。

たちあがって、すなぼこりをはらう。

ここでエゼルがながしたなみだ・・・

きっと無駄にはならないはずだ。

そしてあたしは歩き出す。

暗い、暗い、闇の世界へ。




*続きます!
X 暗転
序章 『紅い闇』




闇にすいこまれてきえる足音。

コツコツコツコツ。

単調なリズム。


忍び寄る魔の手。

息をのむ。



意識がうすくなる。


だれか・・・・・・








強い日差しで、目がさめた。

あれ?ここはどこ・・・・?

あ・・・・そうだ・・・・


昨日の夜、たぶん・・・クロロフォルムをかいじゃって・・


イギリス軍の・・捕虜に・・・・?


無意識のうちに舌打ちをする。

油断した。
Y 黒い闇
油断した。

あたしが子孫だってことばれてないだろうか?

ゼルシーとエゼルの慌てた顔が目に浮かぶようだ。

自力でここを脱出するしかない。

・・・・・・とはいっても、どうしよう?

上のほうにあるこぢんまりとした窓があることはあるがそこからでることはどうみても不可能だ。

だとしたら壁をつきやぶるか・・・・・いや天井か?

壁もコンクリートのつくりなので不可能。

天井からでるのが一番まともか。

わりともろそうだ。

監視カメラ・・・はないか。この時代は。

どういれられたんんだろう?窓から?

窓からしか入り口はない。

天井をのぞいて床、壁、すべてコンクリート(のようなもの)でかためられている。

窓も・・・あたまだけ通りそうなくらい狭い。

無理だ。

「もぉ、なんだってゆーのよ!((キレ」

いらついて壁にとび蹴りする。

・・・ぼっが〜ん

えぇ!?

なにっ!?

壁が・・・抜けたぁ!?

うっそ〜〜〜

あっ!脱出・・できる!

足音をたてないようにはしる。

こけないように角をまがる。

ぁれっ?でもここどこ?

わっどーしよー

いっそでないほうがよかったか。

いつかみつかる。

どれを選ぶか?

これからの選択が、運命を変えることになるかも。

どうする?どうなる?
Z 孤立無援
ちょっとでも気を抜いたら_____

冷静になるんだ。

でも、なんで壁ごとぬけたんだろう?

こんな昔に壁が抜けるしかけがあったとは・・・・・

あなどれないな。

コツコツとやけにあしおとが響く。

キーンという耳障りな音も聞こえてくる。

あれ・・?人の声・・・?

「裏切り者!」

この声、どっかで聞いたことあるような・・・・

「ゼルシーー!」

大声が迸り出る。

「柚葉!なにやってんの?こんなとこで・・・」




「あたし、忘れないからね!あのゼルシ−の冷たい一言!」

「だってー・・・・」

ひとり、むくれるあたし。


あのとき、とっさにあたしはゼルシ−の手を引っ張ってがむしゃらに走り出した。

どこをどういったのかなんておぼえてない。

ただただ走った。

自分でも信じられないくらいのスピードで。

そうしたらいつのまにか見慣れたフランス軍のアジトへ。

おっかしいな・・・陸上の経験なんかないのに。

あたしの頭の中を見透かしたように、ゼルシ−がつぶやく。

「これも神様かしら。」

そんな・・・・・

「神様って、お告げだけじゃないの?」

「わかんない」

なんともたよりない返事。


いつのまにかあたしはうとうとしていた・・・












「はっ!」

吐く息も凍るような寒さに目がさめた。

ここ・・・どこ?

あっそっか・・・・・

これまでのすべてがフラッシュバックする。

夢じゃないんだ。

すぐ近くにいる生身の人間。

これが現実だ。

死ぬかもしれない。

悪寒がした。

ふだんは死の恐怖なんて味わうことなく生きてきた。

それが今は死と隣り合わせの世界で慌てながら生きている。

あぁ、はやくむこうにかえりたい。

あっちにいたころはなんの魅力もなかったのに不思議だ。

みじめで、なみだがぽろっとこぼれた。

最近涙腺がゆるくなってきる。

いや、ここにきて感情、自分をとりもどしたというべきなのか。

すっかりネガティブになっているあたしをゼルシ−がだまってみつめていた。
[ エラー
わたしらしくないわ。

もう感情なんか消えてしまったとずっと思い込んでた。

そんなもの・・・邪魔なだけなのに。

人間失格ね、ゼルシ−・エリアンヌ。

感情がないなんて、ただのロボットじゃない。

手をのばして、目をとじる。

疲れた。

『常勝将軍』でないとだめなんだ。

そんな気持ちが最近薄れてきてる。

兵器として育てられてきた自分。

普通の、普通の人間として育てられてきた柚葉。

あまりにも・・・ちがいすぎる。



明日にも、きっと大量の血が流されるだろう。

まとまりを救うために、多くの命を危険にさらすのが、はたして利口といえるのか?

わからない。

戦うことだけをインプットされたわたしの脳では、考えることができない。

でも、もうすこしで答えがでそうだ。


もうすこしで・・・手が届く。

きっと、きっと・・・・







ゼルシー、なにやってんだろう?

一人芝居?

なわけないか。

意外だった。

ポジティブの2`横の道を突っ走ってるゼルシーが、ほほえんでる。

なんか・・・怖いな。

狂ってる?


「?」

なにげなく振り向いた。

ほおに痛み。

血が流れ出す。

そのままずっと(といっても2,3秒だけど)あたしはうごけない。

鈍く光る剣が、地面につきささる。

「!?」

あたしがみたもの。

それは
\ 君を包む光は堕天使の羽のように
「エゼル!?」

何?どうして?

「やめてぇぇぇぇぇ!」

間一髪、弓矢が飛んでくる。

ちょ・・・・

な、なんなのよ?

「柚葉ぁーー!!!!」

「ぜっ・・・ゼルシー!?」

「大丈夫?!」

「え・・うん。どうしてエゼルが・・・」

「ときどきおかしくなる・・・本人からきいてなかったの?」

「あっ・・・・」

忘れてた・・・

「この前、ほら、柚葉とぐうぜんイギリス軍基地で会ったじゃない?」

「うん」

「あの少し前・・・フランス軍の隊長が暗殺されてたのよ。それでわたしに特命がでて。捨て身で攻めてこいって。」

「うそ?!」

「暗殺者。それがエゼル。すぐにばれたわ。でも誰も責めないの。・・・そんなこと、できるわけないじゃない・・・」

「・・・・・」

どうしようも、ない。




星がきれいだったので、外に出てみた。

風が冷たくて気持ちいい。

小さな光。

笑顔がうかんだ。

あれから幾日がたったが、何も変わりやしない。

直接戦場にでることはない。

手当てしたり、指示したり。

うんざり、だ。

なにもかもが。

「柚葉ーー!」

!?

「ゼルシ−!どこいってたのよ?」

「あっ・・・ううん、別に!そのあたりをぶらぶらしてたの」

「そっか・・・」

会話が途切れた。

話すことなんてないのだ。本当は。

なんとなく、ゼルシーの顔が曇って見える。

「ゼルシー・・・?」

「あっぼーっとしてた。ごめんね」

「寒い・・中はいるわ・・・」

明かりにあふれた建物にはいる。

なんでだろう。

なぜかここが昔からずっとすんでいたところのようにおもえる。

「柚葉・・・だれか呼んでるわよ」

おもいっきり手を振っている人がみえた。

「聞きましたよ。残念ですが・・・フランスを救っていただいて本当にありがとうございました」

一礼する。

「?どういうことですか・・・?」

「あれ?聞いていませんでした?予言の子孫はジャンヌダルクと同じ運命を辿らなければいけない・・・つまり待っているのは『死』なんですよ・・・」

・・うそ・・・・そんな・・・・

足が勝手に動いて駆け出す。

ゼルシ−・・・

「柚葉・・・!」

「・・はぁっ・・・と・・友達になれてよかったよ。ゼルシ−=エリアンヌ」

「・・わ・・分かっちゃったのね・・・いつかは、言わないといけないって・・・!でもいえるわけないじゃない!そんなの・・」

「ゼルシ−・・・・」

あたしは、泣いた。

人の目もきにせずに。

ゼルシ−も泣いている。

ごめん。ごめんなさい。

















鳥の声がした。

ん・・・?

ここは・・・どこ?

あたしの部屋!?

なっ・・・どうして!?

夢だったの・・・?

悲しみにも喜びにもあてはまらないなにかが胸につきささる。

なみだがこぼれた。

ほおをぬぐう。

あっ・・・

この傷跡・・・エゼルにつけられた・・・

夢じゃない。夢じゃなかったんだ。

結局、あの戦いはどうなったんだろう?

何もわからずもどってきてしまった自分を恨む。


ゼルシーが?

こっちにもどしてくれた・・・?

死ぬあたしを見なくてすむから・・?

どうして?

はっとした。

手紙。手紙が机に置いてある。

緊張してふるえる指であけてみる。

「柚葉へ。

ありがとう。

フランス軍は、あぶないところで勝ちました。

死ぬ前に、柚葉をこっちにもどしたの。

予言を無視することになるから、なにが起こるかわかんない。

けど・・・ね。


また会えるかなぁ?違う世界の生き物だから、わたしは。

それじゃあ、ありがとう。」

マジ!?・・・歴史がおかしくなんないのかな・・・?

ゼルシーの考えてること、わっかんないよ・・・


・・・ゼルシ−、ありがとね。



                    END