月のワルツ



by
萌―★




私は七海光。今日もいつも通り学校です。
朝は辛いのよねぇ・・
私はもう大学生だから電車で学校いくし・・

おまけに電車の中は最悪
よく押されるし、人だらけだし、変な臭いもするし・・・

「よしいくぞっ」

そしてぎゅうぎゅうの電車に乗り込んだ。
そして大変な1日が始まる・・。


「ようっ光っ」

出た。私の彼氏。

「遅刻じゃないの?」
「うん!」
「なんでうれしそうなの?遅刻なのにww」

この人は水側修だ。
何故かいつも私が降りる駅のところにいる。彼氏だからいいけど・・

「じゃっ!そろそろ行くね?」
「うん」
早くしないと遅れちゃうよ。
ていうか・・これ遅刻決定だよ・・。遅刻したら罰そうじするんだよなぁ。


「おはよう!!」

学校到着。なんとか間に合ったみたいだ。
着くともう結構、皆来ていて、私はすぐに席についた。
そしていつも通り屋上でサボル。
あ〜、お腹空いたなぁ〜

「光、今日もサボルの?」
「うん、もちろん。」

今、私に話しかけてきたのは由香。私の大親友なのです。

「由香もいく?」
「うーん・・やめとく!」

由香はサボリが嫌いらしい。由香は、まじめなのでw
でも一番の理由は、私と修の事きづかってくれているの・・カナ?
そして今日もさぼりましたww

なんか今日は結構、時間が経つのが早かった。
あっというまに午後4時。私は今日は学校がすんなり終わったので時間通りに終われた。
由香とさよならしてから学校を出た。
そして切符を買って、階段を上っていたときだった。

ドンッ!!!

「きゃっ!」

ありゃ?
え?えっ?
だれかとぶつかったし・・いたい・・

ドサッ!!!

私は目を開けたら、そこは階段の一番下。つまり、私は転落したってこと。
でも痛くない・・なんでだろう・・


「いたい・・」
「えっ?えっ?」

私の下に人がいる・・・と、呑気なことを思っていたら急に下に居る人が

「大丈夫?」

と言って私にちっちゃく笑いかけた。
私は慌てて上から退いた。

「ごめんなさい!大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ」
「まじでごめんなさい!」

下敷きになってくれた人はかわいらしい女の子。
名前は上条晴香と言うらしい。

「よろしくね」

と、言われた。
私も名前言った方がいいよね。

「私は七海光。この度は助けてくれてありがとう。」
「いえいえ。」
「では失礼w。」

靴がひもが切れて、転びそうになった。

「きゃっ!」
「うおいっ!」

そして目の前に居るのは・・さっきの女の子だった。
しかもまた下敷きになっている。

「大丈夫ですか・・?」
「大丈夫!ありがとうごめんなさい!」
「うん」

「最悪・・」

呟いてしまった私。

「何よ。最悪なのは私も一緒だし。」
「なっ!!」

この時、私の中の何かがブチ切れた。

「前歯おってやる!!!」
「えっ?」

私は一発だけおもいっきり目の前にいる、女の子をぶっ飛ばした。態度が許せない。

「さよなら!」

私は一言そういって、その場を後にした。
彼に睨まれていたような気がするけど、あえて気づかないフリ。
私の今日の運勢、最悪だったのかな・・・
でも私の災難はまだまだ続いた。








次の日、私はいつもどおり学校へ行った。
放課後はバイト。もう大変だぁ・・。
朝の晴香って子うざかった・・。

昨日はほんと、何もかも最悪だよ。

でもまさかバイトでも最悪なことがおきようとは・・・

「こんにちわ〜!」

私が元気良く挨拶すると、誰も返事なし。
つか皆いないし!何故!?
今日バイトなかったっけ!?
と、思っていたら数人の人が来た。

「かわいそうに・・」
「当たり前だよ・・店長にさからっちゃってさぁ・・」

私はその数人の奴に聞いた。店長の部屋に行けば分かるそうだ。
そして私は店長の部屋に直行。

そしたら何故か店長に殴られてる奴らがいる。
つか私らと一緒に入ってきた同期じゃん!!
そして今、私の目の前で殴られてる。

「ちょっと店長!何やってんですか!?」
「うるさい」
そして私は店長を見ると何かイライラした。

私は自然に昨日のアイツを思い出した。
それで・・・

知らない間に店長に一発食らわせていた。
これが今日の私の災難・・・つか生活にかかってきた(泣

「七海光・・本日をもって・・――クビだぁぁ」

はい。首です(泣
私の運勢最悪ですよ!!

「ふざけるなぁーーーー!!!!」

私、これからどうすればいいんですか!≪新しいバイト探せばいいじゃん

私の人生どうなるんでしょう・・・
「はぁ・・・」
とぼとぼ歩いているとテレビに、晴香という女が移っていた。

アイツ、上条グループの社長の娘らしい。何よ、それ・・・。
私はその場を後にした。向かうのは職場探し。
一応、一人暮らしだけど困ったときは親も連絡してこいって行ってるし、アルバイトだって探せばある。
でもダルイ・・。あぁもうムカツクー!!

「あの女いつか殺してやるー!!!」

そうよ!頑張るわよ!自分!
そして明日に走り出そうとした瞬間、

「退いて。邪魔よ」
「はっ?」

急に後ろから人に蹴られた。
そして顔面から地面に直撃。痛い(泣
私は怒り混じりに蹴ったやつを見た。何故か先ほどテレビで映っていた奴。つか・・

「あぁ!昨日のアホ女!!!!」
「何その呼び方!しばくわよ!」
「はぁ!?それは私の台詞だ!あんたこそ、しばくわよ!」

コイツ・・
私、こういう奴だけは絶対に嫌!!

「もうアンタのせいで私の人生、崖っぷちだ!」
「へぇ・・。何?僻み?」
「うるさい!もう私の前に現れるなアホ女ー!」

この女のことを見てると、どうもイライラする。
私はとにかくその場から去りたかった。
視界に入れたくなかった!!

「待ってよ、怪力女」
「はっ?」

うざい。コイツほどウザイ人間は初めて見たわ
怪力女?
誰に向かって言ってんの?

「誰が怪力女だ!このアホ女!!」
「こっちの台詞だ!さっきからウザイ事ばっかりいいやがって!」

あー!ムカつく!
私はコイツに背を向け、歩き出した。
もう会うことがありませんように・・・そう願いながら――









次の日
学校さぼった。なんかまだイライラするし。
誰かたすけてよー!

ホウキ雲ーの向こうにみーつーけーたー一粒のー星わぁ♪
輝く星でもかすかな星でもーきーみーだーけの光♪

電話がきた。

「修だ!!」

とりあえず出る。

「はい。もしもし。」
『光ちゃぁ〜ん、今日遊ばない?』
「えっ?いいよ〜」
『じゃぁ×○KKKでまってるね」
「うんwすぐいくww」

ラッキー!
暇がつぶせるし、昨日の事も相談できるよねw
楽しみだーw


「さてと。いきますか♪」








「×○KKKは・・。」

お前、何してんだ?・・なんて聞かないでください。
しょうがないじゃん!どこかわからないし。

「おっついたぁw」

「光ちゃーんww」
「修久しぶりー!会いたかったー!」
「俺もーw」

私は笑いながら昨日の事を話した。
修は苦笑いしている。

「たのしかったぁwまたねw」
「うんw」

こうして家に帰った・・。