君の後姿



by
萌―★






kimi.01
「最悪!!」

恋しちゃったのに!
あの男尊女卑男に!
「返事来ないんでしょ?」

「ジャンプ買った?明日もってこいよー」



水城優【mizuki yuu】堂がすき。告白をしたが返事が来ない。主人公。

西浪【nisi rou】優がすき。告白はまだしていない。

榛原唯【haibara yui】堂の彼女と嘘をつく少女。優の事を嫌っている。

旭陽【asahi you】優の友達。相談相手。

水城堂【mizusiro dou】優に告白されてるが、返事ができない。

高瀬美【takase mari】唯の友達。優の事はすきでも嫌いでもない。
kimi.02
「ねぇ優ー」
優と呼ばれた彼女は、後ろを向いて小さな声で言った。

「うるさい・・」

優と呼んだ彼女の名前は旭陽。優のクラスメートで相談相手。
なにげにかわいく、本人は気づいていないが結構モテている。


優も一応モテるが、陽よりはモテない。

「ねぇってばー」


陽はしつこく優を呼んだ。なぜか優は不機嫌だ。

「うるっさい!!」

優は大声でそう言った。クラスの皆は驚いていたが、旭だけは驚いていない。
なぜなら、優の相談相手だからだ。こう言う事はよくあるらしい。

「水城ってばどうしたわけー?」
「まったく最近の若者は・・。って俺おばあちゃんかよ!?」

という一人つっこみをしながら驚いているクラスメート達。
皆優の方を向いてた。視線は優にあたる。
それが気づいた優は、机をたたいてさらに大きい声でこう怒鳴った。

「こっちみないでくれるかなぁ?
あと黙ってろ?」


『は・・っひゃひぃ!?』

クラス全員の人が変な声をだした。冷汗をかいている。
優顔をみると、不機嫌そうな顔をしている。
嘘な笑い方をして、席についた。

「どうせ堂君の事でしょ?」

旭がそういうと、優はまた机をバンッとたたいた。

「そいつってだれだっけぇー?」

怒りをためていた優は、ついに怒り出した。

「あいつまじでウザイー!!」

そう言って、堂を殴ろうとしていた優を止めた。

「落ち着け!まずは落ち着けエェェ!!!」
旭は優をぶん殴って、優は気絶した。

「優ーっ起きろ優ー!」
旭は自分が殴ったとは言わずに、ひたすら嘘の心配な芝居をしていた。
「保健室いってきまッス!!」

『いってらっしゃいッス!ダンナ!』
なぜにダンナ?と思う人がいるかもしれないので説明しておこう!
このクラスは、2−Aだ!
2−Aは全員男言葉を使っている最強なA組なのだ!
どうだ!驚いただろう!?≪あっそ

まぁそんなこんなで、旭達は屋上へ行ったのです...



To be continued...(^ω^)