ヴァンパイア



by
萌―★



―転入編 前半―
あるヴァンパイアの通り名は夜鬼(yoki)だ。
ヨキ・エヴァンテル。
ヨキは有名な吸血鬼だ。どんな血でも吸う、危険な吸血鬼。

「へぇ。ここが人間界か〜!!」

ヨキは女の子。ヴァンパイアに見えないほどのかわいい子だ。

「血がったっくさんあるスポット・・って本当かな〜」


ヨキはかばんに入っていた一冊の『Q!』という雑誌を取り出した。
『Q!』とは、吸血鬼の級の事だ。
中身を見ると、おいしい血のスポットが書いてあった。
そこが、東京だった!

「東京って結構広いんやなぁ」
そんなこんなで、ヨキは自分が住む家に行った。




「なんやここ、せっまい部屋やなぁ。荷物あんま置けないやん」
部屋の広さは、お城ぐらいの部屋だ。

すっげーぇ広いのにせまいとは・・。
ヨキは眠くなって、その場で寝てしまった。


朝、ヨキは起きて髪のセットとはみがきをした。
そして、風鈴中学校に行く用意をした。
そう、ヨキは学校に行くことになったんだ。

「制服ってまじでかわいいわ〜」
ワクワクしながら学校に行った。

「えーっ、席につけ!転入生を紹介する。」
教師の藤高勝(huzitaka masaru)だ。

「転入生って超かわいい子なんだよねぇ!?」
「情報屋に聞いたぞ〜!」

一番後ろの席の情報屋、森月アル(moriduki aru)は学級委員ですっごくかわいい子だ。

ヨキの方がかわいいけど。


「えーっと・・外国から来た、那村夜鬼さんだ!はいってこい」
ヨキは、『は〜いっ』と言って、中に入った。



「「「「「「「「「ちょうかわイイー!!!!!」」」」」」」」」
クラスの男子の言葉が一致した。






「ついでに私は吸血鬼でーっす♪」
にっこり笑ったヨキに、全員驚いていた。










「「「「「「「「「「「まじですかぁあああ!?」」」」」」」」」」


―転入編 後半―につづく