まじかる★パワー



by
アユ...★!



1話 裏切り
「アユッ♪こっちきなよー♪」
親友の舞から呼ばれた私は、走っていった。
そこには、見知らぬ女の子達が。
「アユちゃんってゆーの?よろしくねー?」

名前は藍水由紀というらしい。
「ねえねえ、私の事由紀ってよんでよ」
「う・・うん・・」

「こっちはアユって呼んでもいいー?」
「いいよ・・」
私は、いい気がしなかった。
親友をとられた気分がしたから・・・・。

小学3年生
「アユ。あんたさぁ、由紀になれなれしくない?」
舞からそんなことを言われ、傷つくアユ。
あっちからなれなれしくしてきたのに・・。

「まい・・?」
そして、いじめが始まった。

「うざいんですけど。」
掃除の時間、トイレで、いじめられた。

きつかった。


そして中学1年生。
いじめはまだつづいている。
もう無理。限界だ。

私は、教室から飛び出した。


そしてついたのは、mazikaruと言う店。
ぼろぼろのアユは、ちょっと入ってみた。

「ぎゃふうッ」
アユは鼻血がでる。なぜなら、メイドが立っていたから・・
「あー、すいませんが、まだ店を開いていないのです・・。」
店の人が来た。
「えっ・・あ・・ごめんなさい・・?」

「でも、きていただけたのなら光栄です。
あなたは、どの扉を開きますか?」
意味がわからなかったアユ。混乱しまくった。

「仲間、恋人、家族、兄弟、友達、親友がございます。」
   な か ま ・ ・

「 仲 間 ・ ・ ? 」

「おや?あなたは仲間という言葉に敏感なのですか?
仲間がいないんですね?ほしいんですね?」

私は強くうなずいた。
「承知しました。では、目をつぶってください。」


目をつぶると、一瞬のうちに、キレイな所についた。
「う・・わぁぁ・・」

つづく
2話 ドッペルゲンガー
『すご・・でも・・ここどこ・・?』
一瞬だけ思った。家に帰らないと。
だけど帰ってもいい事なんてないし。
学校いってもいじめられるだけだし。

「あ・・名前・・」
自分の名前はアユ。あの弱いアユ。

「・・そうだ・・」
アユは、自分の名前を改名しようと決心した。

決めた名前は、ユア。
名前を反対にしただけだが、アユ・・いや、ユアはこの名前に決めたらしい。









『あのぅ・・?』


私は、声のするほうをとっさに見た。
「え・・?」

そこで出会ったのは

ピノという少女

そして、私の元親友の舞に


そっくりだった。



「まい・・?」

「え・・、私はピノですが・・?」
声も同じだ。やさしいこの声。
私は、勘違いと実感した。

「えっあっ・・ごめんなさい・・」

なぜか涙がでる。もう無理だ・・。
悲しい・・よ・・_| ̄|○
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!

「えええ!?あのおお!?」
まい・・いや、ピノは、(( ;゚д゚))アワワワワと私の頭をなでてくれた。

これが仲間なの?

つづく