ふわりふわりと。



by
アユ...★!




【huwari プロローグ】
あなたと出会えたのは


まるで幻のようで

ふわりふわりと



消えていく。


ふわりふわりと

消えていくんだ・・――




ふわりふわりと。




『はい・・。そうです・・。全の母です・・。』
全のお母さんが泣いている。

『全は・・。どうなるんですか・・?』


あなたは

いつか私の


思い出の人になるでしょう。

だから今は
思いっきり

笑って

泣いて



そんな毎日を送りたい。




全がどうしてこんなふうになったのか。
それは私が原因だ・・。



水城 彩(mizusiro aya)
(中学)3-2


『あぁ・・今日もつまらない。』
それでも学校に来ているのは




あんたがいるから




「おうっ彩〜、今日も暇か?」

柿月 全(kakiduki zen)

「あたしはいつも暇だよ〜」

そんな事をいいながら

私たちは一日を


すごすんだ・・。

【huwari 1】につづく
【huwari 1前半】
「暇人同士、ゲーセンでも行くかッ!?」
「いいよ〜しゃぁーないなぁー」

別に付き合っているわけじゃないけど、全の事が大好き。


そう思った瞬間、私は石につまづいて転びそうになった。
「うひゃぁっ」
痛くない・・。

・・全・・が・・腕で支えててくれたんだ。。
「あっ・・ありがとう」
「おう。気をつけろよ!
 彩は昔っからドジだからな!」

「悪いかっ」

あーもう好きすぎてvvvv

後半につづく