初恋



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あたしは、親に上を目指されてる・・・・。

だから恋なんてした事がない。

あたしの名前は、山口 歩(ayumu yamaguti)

学校ではがり勉とかいわれず、逆に

『可愛くて勉強が出来て背が高くてスポーツ万能でいいな!!』

『性格も優しいし!』

『うらやましい!』

とかで嬉しいけど・・・。

みんなみたいに彼氏がいない。

『歩!ボーっとしてどうした??』

このコは川上 樹里(kiri kawakami)

まあ普通なコです。

『別に〜〜〜〜♪』

『教えろ〜〜!』

『やだ〜〜。』

『ねえここが神崎高校??』

いきなり男の子が聞いてきた。

そのコ超かっこよくて!!

『あっ!ここだよォ!』

『ありがとうございます!じゃあ!』

行ってしまった。

『歩、もしかしてあいつに一目ぼれ??』

『ええええええええ!』

顔が赤くなる。

『♪スーきなんだ好きなんだ!』

『多分・・。』

恋したのがはじめてだから・・・どうしたらいいのかわからない。

『任せて!!あたしには彼氏いるんだから』

そっか、彼氏いるのか。たすかった。

とられなくてすむ!

『ありがとう!!ここ通ったってことはまた会えるヨね!』

『あったりまえだろ!』

教室で・・・・

『今日は転入生がいます!どうぞ〜』

『紺野 けんたです。よろしくお願いします!』

あっこの人さっきの人じゃん。

『席は・・・山口さんの隣!』

『君さっきの!』

『よろしくね!!』

『よろしく。』

この恋絶対成功させるぞ!!

続く
『あのさ・・・・これってどうやるの??』

といって体を近づけてきた。

どきどきしてた鼓動が早くなった。

『これはこうしてこうやれば出るんだよ!!』

『アリガトッ!』

一週間後こんなうわさが流れ始めた。

『山口と紺野ってつきあってんじゃね?』

『たしかに!だっけど、お似合いだし、文句ないよ!!』

『多分、山口さんが何でも出来るからだからじゃない??』

『それだけで決めるか普通!』

『実際はどうなの??紺野君!』

転入してきたばかりだとはいえ、紺野君はモテモテだ。

『えっと・・付き合ってます!!』

『えええええええええええええええええええええ!』

みんなびっくりしている。

当たり前だ。当の本人だってびっくりしてんだもん!!

『まじで??歩!』

紺野君を見ると話を合わせてという顔をしている。

『うん・・・・・』

『お似合いだ〜!』

休み時間

『紺野君ちょっと来て。』

『うん!』

『何であんのこといったの??』

『あれ?山口さんは僕のこと嫌いだった??』

『えっ・・・・。』

『川上さんが言ってたんだ!山口さんは僕の事が好きだって』

『好きだったよ・・・実は。』

『僕も好きだったんだよ・・・。』

沈黙が続いている。

『じゃあ今言うね・・・付き合ってください!』

『いいよ!』

『ありがとう。』

CHU!

『紺野君!大好き!!』

『ありがとう!!』

幸せになりましたとさおしまい!