Pandora Hearts
by
ayu..!★
「 だってあなたは、血染めの黒ウサギでしょう? 」 ※これは.パロディです |
オズ=ベザリウス 物語の主人公で、四大公爵ベザリウス家の次期当主。金髪にエメラルドグリーンの瞳を持つ少年。15歳の成人の儀に、身に覚えのない罪(=存在そのもの)によって闇の監獄・アヴィスに堕とされてしまい、そこで血染めの黒ウサギ(アリス/ビーラビット)と契約を交わす。アヴィスを脱出して10年後の世界に戻り、自分の罪が何なのかを知るためにアリスと共にブレイクの部下としてパンドラで働くことを決心。「アヴィスの意志」を手に入れるための鍵であると言われている。 幼い頃は疎遠だった父親に認められるために日夜勉強を続けており、その成果からか頭は良く回転も速い。 過去に父親から存在を否定されるも同然の言葉を浴びせられた事により、「何があろうとも全て受け入れてしまえばいい」と考えるようになった。そのため順応性が高い一方で、自分の望みを押さえ込んでしまう面もある。普段はのんびりしているが、過去の出来事のために年不相応な冷たさを度々見せる。 ギルバートにいじめともとれる仕打ちを繰り返しているものの、彼のことは従者としても友人としても大切に思っている。 年下の可愛い女の子が好き。シャロンには一目惚れしており、結婚したいと思っている。 アリス 物語のヒロインで、オズと契約を交わした血染めの黒ウサギ(ビーラビット)と呼ばれるチェイン。性格は自己中心的、男勝りで凶暴だが、たまにしおらしさを見せる。 自分の記憶を取り戻すためにアヴィスからオズたちがいる世界へとやって来た。アヴィス脱出後は記憶の欠片を集める手がかりを得るため、オズと共にパンドラでブレイクの部下として働きはじめる。 ほかのチェインと違い確立した人格を持っている。本来の姿は巨大な黒ウサギだが、その姿のままではオズの体に負担がかかってしまうためギルバートのチェイン・鴉(レイヴン)に力を制御されており、普段は長い黒髪を持つ少女の姿をとっている。ギルバートが左手でオズの額に触れることで力が解放され、姿も元に戻る。 「アヴィスの意志」とは何らかの関係があり、お互いに嫌悪している。 人・物問わずして蹴り癖がある。またアヴィスに長い間いたせいか、オズ達の世界のもの(主に食べ物)に興味を惹かれることも多い。 オスカー=ベザリウス オズの叔父。オズにとっては父親代わりの存在であり、オズの成人の儀も執り行った。ブレイクと仲が良い。 エイダ=ベザリウス ベザリウス家の長女でオズの妹。いつも猫のダイナを連れている。 ジャック=ベザリウス 約100年前のベザリウス家の人間。アリスの記憶の中に「魂の断片」として存在するほか、現実世界でもたびたびオズの心に語りかけてくる。オズと容姿が酷似しており、100年前に起きた「サブリエの悲劇」において、バスカヴィル家の行動を止めた。 ギルバート=ナイトレイ 通称鴉(レイヴン)。オズの従者であり友人。黒髪に金目、左耳にイヤーカフスを付けている。オズ達と同じくブレイクの部下であり、2丁の拳銃を武器として使う。大の猫嫌い。 幼少時に記憶を失い傷だらけで倒れていた所をベザリウス家に保護される。木に吊るされたり、苦手な猫をけしかけられたりするなど、よくオズに遊ばれていた。 オズの成人の儀の際、自分をドルダムで操りオズを傷つけさせたツヴァイを憎んでいる。 オズがアヴィスに堕とされた後、レインズワース家の仲裁を通してベザリウス家と敵対するナイトレイ家の養子になった。同じく養子に弟のヴィンセントが居たが、実際に対面するまで覚えていなかった。 後にパンドラの一員となりナイトレイ家の所持するチェイン・鴉(レイヴン)を手に入れ、10年間オズの帰還を待ち望んでいた。変わってしまった自分をオズに知られたくなかっため、再会直後は自分の正体を明かさなかったが、後にツヴァイによりその正体が明かされ、再びオズの従者として仕えることを誓う。 ウェーブのかかった黒髪から、作品内外で「ワカメ」という愛称で呼ばれている。 ヴィンセント=ナイトレイ ギルバートの弟で、ナイトレイ家の養子。ギルバートと同時期に、やはり傷だらけで倒れていたところをナイトレイ家に保護された。極度のブラザーコンプレックスであり、ギルバートを非常に慕っている。オッドアイで右目は赤紫(ワインレッド)色、左目はギルバートと同じ金色。 契約したチェインは眠り鼠(ヤマネ)。気を抜くとすぐその力にあてられて寝てしまうので、いつもはエコーが面倒をみている。 エコー ヴィンセントの部下の少女。常に無表情で機械的に行動し、身体能力も高い。装備した暗器で戦闘する。丁寧語で話し、「エコーです。」の台詞が多い。ヴィンセントに忠実である。彼女のほとんどの台詞に句点(。)が付く。 シャロン=レインズワース レインズワース家の令嬢。常にブレイクを従えて行動している知的で大人びた少女。いかなる状況におかれても常に紅茶を啜っているマイペースなお嬢様。たまに腹黒い一面を見せることも。ブレイクと共にパンドラに属している正規の契約者。契約の影響で体の成長が13歳で止まっている。 契約したチェインは一角獣(エクエス)。シャロン曰く、その主な仕事は移動と情報収集だが、戦闘力が劣っているわけではないという。 ザークシーズ=ブレイク 肩書きはレインズワース家の使用人。シャロンと同じくパンドラに所属している正規の契約者。契約の影響で体の成長が止まっているが、既にガタがきておりあと1年も保たない状態だと自ら語っている。左の眼球が無く、それを前髪で隠している。 慇懃無礼な性格で、人をからかうような言動や意味深な発言が目立つ食えない人物。肩に乗せた人形のエミリーがお友達。理由は不明だがヴィンセントを嫌っている。アリスには「ピエロ」と呼ばれている。 左目はアヴィスの意志によって奪われたらしい。 契約したチェインはイカレ帽子屋(マッドハッター)で、ブレイク曰くアヴィスに関わる全ての力を否定して消滅させる力を持つらしく、チェインを殺すために生まれたチェイン。 昔シェリーに助けてもらって以来、忠誠を誓っている。 |
チェシャ猫 アリスの記憶から作り出された空間に居座るチェイン。アリスと並んで特別なチェインとされている。アヴィスの意思についても何か知っている。 首に付いてる鈴には100年前の真実があり、それをブレイクが狙った。 恐らく、アリスの記憶で見かける黒猫は彼の本来の過去の姿だと思われる。また、自分や人形がいつも傍にいたが、アリスが寂しがっていたことを知っていた。 チェイン アヴィスで生まれた生命体の総称。そのほとんどが異形で、蟲や人形(トランプ)の亡霊のような姿をしている。人間に「過去を変えることができる」と契約を持ちかける(本当に可能かどうかは不明)。そのため人間に勝手に取り憑くことはない。 ビーラビット(アリス)、ドルダム、マッドベイビーなどがこれにあたり、その中でもビーラビットは最も危険な存在とされている。 なお鴉(レイヴン)や一角獣(エクエス)も少々特別ながらこれにあたる。 契約 アヴィスとこちらの世界の間に道が生じ、チェインがアヴィスから出てくることがある。異世界の生物であるチェインは、こちらの世界で存在を安定させるために人間と契約を交わす。パンドラが考案した正規の方法による契約と、アヴィスに堕ちた人間やアヴィスから出てきたチェインに契約を持ちかけられた人間が勝手に行う違法契約が有る。 稀に契約の影響で体の成長が止まってしまう者がいる(シャロン、ブレイクなど)。しかし姿が変わらない分それだけの負担が体にかかっているた め、不老不死という訳ではない。 アヴィス 『大罪を犯した者の所へアヴィスからの使者が来て、恐ろしい場所に連れて行かれる』と言い伝えられているが、実際には牢獄とは相違なる「壊れたおもちゃ箱」のような空間。踝の辺りまで水のような液体で覆われている。アヴィスの意志によって作り上げられている異世界で、チェインを産み出す母胎とも考えられている。 アヴィスの意志 現在のアヴィスを作り上げていると考えている存在。仮の姿としてウサギの人形を主に使う。100年前の出来事になんらかの関係があると思われる。 パンドラ 表向きは国直属の治安維持機関だが、実際は四大公爵家によって作られたアヴィスの研究、又はそれにまつわる仕事を解決する機関。アヴィスの意志を欲している。 オズ、アリス、ギルバート、ブレイク、シャロンなどが所属。 100年前の出来事(サブリエの悲劇) オズがアヴィスに落ちてすぐと10年後で同じ様に100年前と言っていることから、正確に記すなら約100年前の出来事ということになる。 バスカヴィル家によってかつての首都・サブリエがアヴィスへと墜とされた事件。被害が国全体へと及ぶのを四大公爵家が食い止め、バスカヴィル家が所有していたアヴィスへの5つの扉のうち4つを手に入れたという。アヴィスの意思もこの事件に関わっているものと考えられる。 wiki参照 |
くすくす、くすくす どこからか知らないけど、変な笑い声がきこえる ― あなたはきっと後悔するわ ― ― あたしを選ばなかったことを ― ぱちっ 「 ん、おきたな。遅いぞ! 」 目の前にいるのは、アリスだ。 血染めの黒ウサギ(ビーラビット) 「 はぁー・・・・なんだ・・・アリスかぁ・・・ 」 「 むっ!なんだとはなんだっ!! 」 男っぽい言葉を使ってても、ちゃんとした女の子 ちなみに俺の名前はオズ=ベザリウス 「 オズ!朝食だぞ!早くこいっ 」 「 あー、まってよアリスー! 」 俺がリビングにでると、元従者のギルバードがいた。 朝食も、準備されている。 「 おはようございます。さ、朝食にしましょう 」 シャロン=レインズワース 「 あれ?んん? 」 俺は、あることに気づく。 「 ねぇギル、なんでギルのだけピーマン入ってないの?^^ 」 ニコッと笑う俺に、ギルはぎくっとした様子で俺をみる 「 ピーマンがたりなかったのかな?ギルくん! 」 「 いや、そうじゃなくて・・・・・―― 」 「 じゃあ、俺のをあげるよ、ギルくん♪ 」 朝はこうやって毎日、ギルをいじめる そして、そのあとは ―― |