私だって・・・。



by
愛夏





第1話
私の名前はあゆみ。
恋をしたことない、小学6年生。
もうすぐ、卒業に近づいてる・・・

『あ、また竜太と奈々美。』
竜太と奈々美は幼なじみ。
家も結構近くて、竜太とは隣同士。
20分休みになった。
『奈々美??奈々美って好きな人いるの?』
『・・・いるよ。』
あゆみは一瞬ビックリした。
『え、誰!?』
そして、奈々美が答えた。
『りゅう・・・た・・・』
そういうと、奈々美は何処かへ行ってしまった。
あゆみは、一瞬ドキッとした。
放課後、竜太と奈々美の所へ行った。
すると、竜太が私に質問した。
『あゆみって、好きな人いるのか?』
私は・・・
第2話
『だ、誰なんだよ?』
私は恋をした事がないので、こう言った。
『ま、幼なじみとして奈々美と竜太かな?』
『お、幼なじみでかよ!?』
突然、奈々美がこう言った。
『えっ、あゆみの好きな人って健斗君じゃないの!?』
私は、ウソをつかれたのでこう言った。
『奈々美!?あたしそんな事言ってないよ!?』
健斗というのは、クラス1番の嫌われ者。
顔はカッコイイけど、いじめてくる。
私は竜太にこう言った。
『竜太は、好きな人とかいないの??』
すると、竜太は・・・
『いるけど・・・ヒントはこの2人のどっちか・・・』
そう言ったっきり何処かへ行ってしまった。
奈々美は、竜太が行った後こう言った。
『・・・絶対にあゆみじゃないわよね。
あゆみ竜太の事好きじゃないし・・・』
私は言い返した。
『うん・・・絶対にあたしじゃないよ。
奈々美だから。』
何だか私は、とても気分が悪くなってきた。
私はダッシュで竜太の所へ行った。
そして、竜太に聞いてみた。
『ねぇ・・・私だけに好きな人教えて。』
すると竜太の返事は
『無理だな。
どうしても教えてほしいと言うなら
1つ条件がある。
それは絶対に誰にも言わないこと。』
『えっ、じゃぁ、教えてくれるの?』
すると竜太は
『ちょっと今は勇気が無いからな・・・
明日絶対教えてやるから。』
私は家に帰ってからこう思った。

竜太の好きな人って誰だろう・・・
絶対に絶対に私じゃないよね・・・

次の日。
私は竜太の家へ行った。
家が隣同士なのですぐに行けた。
『竜太?早く来ないと遅刻するよー!!
まだ奈々美も迎えに行ってないし。』
『ん・・・奈々美??
あ、お前昨日の約束忘れてないか?
自分から言うのも何か変だけど・・・』
あゆみは、すぐに聞きたくなった。
『竜太・・・竜太の好きな人って誰??』
『あ・・・あゆみ・・・』
そう言った後、竜太は急いで学校に行った。
『待ってよぉ、まだ奈々美迎えに行ってないよ!?』
そして、奈々美を迎えに行った。
『奈々美・・・竜太の好きな人あたし聞いたよ。』
『・・・誰だったの??』
私は、勇気がついた後こう言った。
『私だって・・・』
奈々美はちょっと悲しい声で言った。
『ウソ・・・信じらんない・・・』
その後、奈々美のとった行動とは!?

〜つづく〜
第3話
奈々美のとった行動、それは・・・
『あゆみ・・・あなた竜太好きじゃないんだよね??
そしたら・・・竜太をあたしにゆずって??』
『そ、それってどぉゅぅ意味で・・・!?』
あゆみは、どんどん強くなる心臓の音を、
必死でおさえた。
『あゆみ・・・??早く行かないと。
遅刻しちゃうと先生に怒られるでしょ??』
奈々美の声だ。
『あっ、うん・・・分かった・・・』
まだ恋もした事の無い私にとって、
顔が赤くなるなんて始めての出来事だった・・・

****学校****

『えーっと、今日は席替えです。
まず、男子は廊下に出て、女子は好きな席を決める。
その仕方でいいか??』
『はぁぃ。』
席替えが終わった・・・
私は・・・竜太と隣同士だった。
『あゆみっ!!どうしてここに・・・』

*********つづく*********
第4話
私は、竜太にそう言われ、何も言葉を返せなかった。
でもなぁ、菜々美に協力してくれって言われちゃったし・・・
あゆみは、突然手を上げた。
『あの先生・・・私の席と菜々美ちゃんの席、交換してくれませんか?』
菜々美は、ヤッターと言う顔をしていたが、竜太は悲しい顔をしてた。
私は、こっそり竜太に耳打ちした。
『ゴメン。』
そして結局、私は太郎と言う男子の隣の席になった。

*****放課後*****

あ『菜々美ぃぃ、やっと学校終わったね!』

菜『あゆみ、今日はアリガトね♪』

あ『あれ位簡単だよっっ』

菜『私じゃぁ、出来やしないよ!』

竜『あっ、2人とも置いてくなよぉ』

そこで、菜々美が立ち上がった。
(菜々美、今度は何するのかな・・・)


++++++続く++++++

後書き
今回は、話が短くてごめんなさい!
次回、菜々美はどんな行動を・・・!?