heart
by
砂功羅
プロローグと自己紹介 |
もうすぐあの人とお別れ 一生会えなくなる悲しみ そして 『悔しさ』 ―――――――――――――――――――――――― 主人公:江利崎 海羽 彼氏:田中 優輝 その他の友達ww 中山 蓮華 佐藤 麗菜 逢沢 莉子 井上 柚莉夏 福原 未乃琉 |
1〜心〜 |
海羽。小学6年生。 後3ヶ月で卒業だ・・・つまらない。 すると、後ろから親友の蓮華が来た。 『卒業の事気にしてるんでしょぉ? いいじゃん、彼氏の優輝君と同じ中学なんだから』 そんな事を言っていた蓮華の目に涙が潤んでいた。 『蓮華・・・ あたし達は、離れたってつながっているよね・・・?』 それを言いたかったが、言えなかった。 今日は3学期始めの始業式の次の日。 先生が来た。 『おはよう。この次の行事は、卒業式ですね。 後3ヶ月。頑張ろうね?』 クラスの中はザワザワし始めた。 特に仲良しな6人組の 海羽 蓮華 麗菜 莉子 柚利夏 未乃琉 が1番うるさかった。 『そこの6人、うるさいよー』 気の強い未乃琉が言った。 『いいじゃぁん だいたい先生だからっていばりすぎ』 いえてるけど・・・言わない方がいいや 先生はそのまま黙った 先生は気が弱い また6人で話し始めた 麗菜がこんな提案をした 『6人で3月16日、卒業式の後にお別れ会しよう?』 それにみんなは賛成した そうだよね・・・こんな事が出来るのも心がつながりあってるから・・・ ―――つづく――― |
2〜絶交〜 |
放課後になった。 今日はお別れ会の会議があった。 海羽と、蓮華と、未乃琉だけの会議だった。 海羽が司会。 学習室で会議は行われた。 『えーっと、これからお別れ会の会議を始めるょン♪』 『いぇぇぇぇぇぃ!』 その言葉と同時に、拍手が起こった。 『今日は、お別れ会のプログラムを決めようねっっ♪』 海羽が言った。 みんなはうなずいてくれた。 『それじゃぁ、プログラム1は、始めの言葉。 2は皆で何か遊ぶ 3はお菓子交換 4は自由時間 5は思い出を言い合う 6は終わりの言葉でいい?』 皆はもちろんうなずいた。 すると、そこへもの凄い起こってるような莉子がやってきた。 『柚利夏なんて最低 もう絶交 あんな人お別れ会に入れないでね』 『ちょ、ちょっと莉子、どういう意味か説明して!?』 莉子は座った。 『アイツ・・・あたしに嫌がらせしてくるの・・・』 『嫌がらせ?』 『そう・・・私の髪の毛引っ張ったり、足踏んづけたり、 背中を思いっきり押されたりもしたし・・・』 あの柚利夏が?そんな事するはずないよ・・・何で・・・? 海羽はピンときた。 『分かった・・・柚利夏は普段いい子ぶってる・・・ だから2人か3人の個室の時だけ変な事するのよ・・・』 『じゃぁとにかく、柚利夏の所行こう!』 海羽達は、柚利夏の居る場所に行った。 『柚利夏!』 そこには、カッターナイフを持った柚利夏がいた・・・ 私達はさっきの学習室に逃げた。 柚利夏以外の人が全員入ったのを確認して、鍵を閉めた。 柚利夏はどうにも出来なくなったよう。 でも、どうして柚利夏が・・・? ―――つづく――― |